高木凛々子の演奏は、昨日の工藤のフルートによる名演の感動を喚起させる、素晴らしい演奏である。

2026年5月31日、岐阜クララザールじゅうろく音楽堂で聴いた五十嵐薫子&工藤重典デュオ・リサイタルの感動を、金華山で撮影した108枚の写真集として再構成した記録。高木凛々子チャンネルによるドヴォルザーク《ソナチネ》を使用し、工藤重典のフルートによる名演の感動、ドヴォルザークの音楽の深さ、そして五十嵐薫子がドヴォルザークの時にはドヴォルザークの音を出すという至芸について記す。
2026.5.31 岐阜クララザールじゅうろく音楽堂|五十嵐薫子&工藤重典デュオ・リサイタル|歴史的な名演
説明文:
2026.5.31。
岐阜クララザールじゅうろく音楽堂で開催された五十嵐薫子&工藤重典デュオ・リサイタルを聴きに行った。
私が「文明のターンテーブル」で、時々、私は「今を生きる信長」である。或いは「今を生きる空海である」と書いている事は読者はご存じの通り。
だが、今日が岐阜を訪問した初めての日だった。
客席数108席の小ホールだが、天井の高さ、使用されている木材の質の良さと施工の良さ…当然ながら素晴らしい音響のホールだった。
歴史的な名演だった。
五十嵐薫子のピアノは、もはや世界的名手、素晴らしい名手と言っても全く過言ではない。
彼女のピアノの素晴らしさについては、後述する。
工藤重典氏のフルートを聴いたのは今日が初めて。
最初の一音から驚いた。
読者はご存じの様に、高校生時分…特に高校3年時分には…私は毎日NHKFMを聴いて暮らしていた。
あの頃、フルートもよく聴いていた。
ジャン=ピエール・ランパルとオーレル・ニコレが双璧だった。
特に後者は本当に素晴らしかった。
その事を、今日、聴いていて、突然思った。
工藤氏は経歴通り、今、間違いなく世界の最高峰の一人である。
でも、今日の歴史的な名演も、今の日本では、殆ど全部の日本国民が知る事も、聴く事も出来ないのである。
連日、愚劣と偽善の極みである、全TV曲のワイドショー等の番組は、茶の間に流されているのに。
連日、日夜、日本各地に在る、世界一のコンサートホールで、為されているクラシック音楽の歴史的な名演は、99%の日本人が知らないと言っても全く過言ではない。
5/31のプログラム。
J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻より 前奏曲とフーガ第1番 ハ長調 BWV846
ショパン:ポロネーズ第6番 変イ長調 op.53「英雄」
リスト:「ドン・ジョヴァンニ」の回想 S.418 R.228
モーツァルト:フルート・ソナタ イ長調 K.305(原曲:ヴァイオリン・ソナタ第22番)
ドヴォルザーク:ソナチネ ト長調 op.100
アンコール
ドビュッシー:美しい夕暮れ
ラベル:ガブリエル・フォーレの名による子守歌
レスピーギ:6つの小品 第一番 甘美なワルツ
ポリーニと全く遜色のない平均律クラビーア曲集第一巻プレリュードで始まった歴史的な名演。
本写真集には、ドヴォルザークのピアノとヴァイオリンのためのソナチネ:ト長調:第一楽章:第二楽章、
高木凛々子チャンネル、からを使用した。
写真枚数は108.時間は10分6秒。
高木凛々子の演奏は、昨日の工藤のフルートによる名演の感動を喚起させる、素晴らしい演奏である。

私は、この曲を聴いていた時、内心では滂沱の涙だった。
ドヴォルザークは素晴らしいな、と、思っていた。
五十嵐薫子はドヴォルザークの時はドヴォルザークの音を出す…もはや至芸と言っても過言ではない。

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