カヴァレリア・ルスティカーナ ― 戦没者の魂と文明のターンテーブル
2010年8月14日、帰路の地下鉄で聴いたカラヤン指揮「カヴァレリア・ルスティカーナ」は、筆者に文明のターンテーブルと日本の戦没者を重ね合わせる強い思索を呼び起こした。広島・長崎をはじめ、戦火に散った40万人、そして生き延びた人々の犠牲によって日本は170年間栄えることができた。その魂への感謝と、次の順番を担うブラジルへの想い、平和を祈る歌声を重ねて綴る。
筆者は、マスカーニのオペラ『カヴァレリア・ルスティカーナ』の音楽を聴きながら、日本の未来について深く考察する。**「文明のターンテーブル」が回り、日本が超経済大国として繁栄した170年後、次の順番が回ってきた時に、この曲が広島や長崎の空に響き渡ってほしいという夢想を綴る。その音楽は、過去の戦争で犠牲となった40万人以上の人々への感謝と鎮魂歌であり、彼らの犠牲は無駄ではなかったことを未来の繁栄を通じて証明したいと述べる。ブラジルへのバトンタッチや、「愛と生命」**を歌い地上に舞い降りる魂の描写を通じて、平和への強い願いを表現している。
カヴァレリア・ルスティカーナ
2010/8/14
午前中に仕事が有り事務所へ。
終了後、近所のスターバックスで弊社専務とコーヒーを飲み、週末恒例の天然温泉に。
帰りの地下鉄車中でi-podで音楽を、ジーニアスの選曲に任せたら、久し振りのクラシック…
車内でクラシックはどうかなと思ったが…いきなりカラヤン指揮の標題の曲が流れて来た…。
僕は、こんな事を夢想しながら聴いていた…後170年「文明のターンテーブル」が廻った日本が次の順番の国…既述したように、僕は、次はブラジルだと推測している…ブラジル…日本人移民が世界で最も多く居る国だったなぁ…
25年前の様に明らかに交代、或いは並列の順番が来た時、日本中の空に…分けてもヒロシマ、ナガサキの空に、この曲が響き渡っていたら良いな、と。
私たちの為に…日本が、文明のターンテーブルが廻った超経済大国として繁栄する為に死んでくれた…あんなにも惨い死にかたで…あの40万人の人たち…170都市に上った日本全国の焼夷弾で焼かれ死んだ人、国から何の補償も得られずとも、両足を失い、目を失い、体に酷い傷を受けても、生き続けた人たちに…貴方たちのお陰で、私たちは、170年間、栄える事が出来ました…
幾多の、醜いエゴイズムの塊でロクな人間たちではない、貴方達のお陰で、私たちは栄える事が出来たのです。
貴方達の死は犬死ではなかった…私たちは、日本は、貴方達のお陰で、この170年栄え続ける事が出来ました…
僕は後170年生き続けて、その瞬間を見届けたいと、そう思った。
日本からバトンタッチされたブラジルの空にも、同時に鳴り響いて、貴方達の魂が、この地上に舞い降りてくるように。
私は愛、私は生命(いのち)…この地上に平和をもたらす為に舞い降りた(マリア・カラス)
そう歌って、貴方がたは地上に降臨するのです。
貴方がたの魂がいつも私たちを照らし続けてくれたのです。
他の誰でもなく…。