蓮舫さんへ ― 真の職人は世界最高を目指す
ソニーの音響製品やヤマハのスピーカーに見る「世界最高を目指す精神」。政治家も同様に世界基準で学び、日本を代表すべきだと説く。
2010年8月22日、筆者は蓮舫氏に宛てて「真の職人」とは何かを語る。自身のオーディオ体験を例に挙げ、ソニーやアップルといった世界的な企業の「どうせなら世界最高のものを造ろう」という精神を紹介。日本の政治家もマスコミを意識するのではなく、世界レベルを目指して研鑽を積むべきだと提言する。物づくりにおける日本の卓越した技術力を称賛し、政治の世界にも同様の「職人魂」が必要であることを訴えかける。
蓮舫さん、真の職人とは、古今東西、世界最高を目指すものです。
2010年08月22日
僕は、若い時、オーディオマニアのはしくれでした…ソニーがウォークマンを出した時には、真っ先に購入して長年愛用もしていた…。
今、なくてはならないものは、ソニーのイヤホン…SONYの技術陣は、このイヤホンを作る時に「どうせ作るのなら世界最高の物、これまでなかった完璧な音を追求しよう」として作った…。
このイヤホンは、空気や部屋等の歪みが無い分、どんな高価なスピーカーより素晴らしい音を響かせます…若し音楽が好きでしたら旅の必需品としてお勧めします。
どうせ作るのなら世界最高の物を造ろう…それが物造りの原点、或いは究極でしょう…その結果としてしか、世界を唸らせる物は作れないからです。
SONYが、今、音の分野でアップルに大きく遅れを取ったのは、形と操作性に於いて…音では全く負けていませんし、凌駕していると言っても良い。
アップルの、形と操作性に於いて世界一の製品、究極の物を造ろうと言う精神に負けたのです…i-podの最初の製品…細い長方形の物です…を見た時、僕は「嗚呼、これはえらい事に成ったな…ソニーの負けだな」 と思いました…大きさは殆ど同じ円筒形の最新型ウォークマンを買って間もなかったのに、僕はIpodも購入した。
音は圧倒的にソニーの方が良かったが、頭部で押したり回したりする操作が面倒だったのです。
貴女も、日本を代表する世界最高レベルの政治家に成ろうと思って勉強を深めなければ、政治家としては大成しないと僕は思う。日本のマスコミなんかを意識しているようじゃ駄目なんです。世界レベルを意識する事。
音の分野で日本には世界最高の優れ物が有ります…ヤマハのキュービック・スピーカー。これは、その究極の形と操作性、軽さ、音の品質、価格に於いて世界一です…
BOSEに、これは勝ってる…旅の携行品に成る大きさと軽さ。
昔、既述したローマ支店関係者が…全員ローマの大変な貴族の一員…二人で日本を訪れた時、忘れずに買っていった物が有りました…パイオニアか何処かのオーディオ製品。
曰く「欧州は殆どがフィリップス…音は日本の物とは比較に成らない…圧倒的に日本の製品は素晴らしい」
真の職人とは、古今東西、世界最高を目指すものです。