2011/3/20 ― 「火事場泥棒」と下品な政権、国家を支える無私の民との対比
2011年3月20日、震災直後の政治対応を「火事場泥棒」と断じ、朝日新聞の論説を痛烈に批判。国富450兆円を失わせた「政治とカネ」の虚構、権力維持に執着する下品な政権を糾弾し、無私の心で奮闘する民との対照を描く。
2011年3月20日の視点から、東日本大震災の混乱に乗じて自らの権力維持を図った菅政権の姿勢を「火事場泥棒」と厳しく批判。
過去20年間の日本のデフレと国富喪失の責任は、一部の政治家やメディアが作り上げた「政治とカネ」という虚構にあると断じます。
そして、国民が一致団結して危機に立ち向かう中で、私利私欲を優先する政治家への強い嫌悪感を表明します。
「火事場泥棒」、という形容に、私は何の異論も挟まない。
2011/3/20
以下は、昨夜の事です。…冒頭の映画は、始まりからして、これは良い映画だぞ、と感じさせるものだった。
先ほど観終えて、私が思ったことは…あまりにも良い映画であった事と、題材が題材だったので…今朝の朝日の或る面にあった論説は、ナチスの紙面の様に感じた。
この論説を書いた男の面の皮の厚さは…私は、この20年のデフレの中で、二人の悪人に遇った…どちらも正真正銘の悪人…この二人と何ら変わらない事に、本当に嫌になった。…
もう朝日を取るのは止めようかな、と。
何故って?
この不要、無用の20年、増えているべきだった国富=450兆円、アメリカは、この20年の間に、ほぼ同額の国富=GDPを増やした…増やせなかった為に、わが国は、この間、約450兆円の国債を増発した…これの95%は、日本の個人資産で賄われている…個人資産とは人口の95%を占めると言っても過言ではない労働者が、勤勉さとdecency を発揮して作り上げたものの結果…この上下900兆円を失わせたものは、この男たちが続けて来た、「政治とカネ」、という虚構だった。
それだけではなく、今、多くの国民が観るだけで虫唾が走ると、思っているが、こんな時だから口には出さず辛抱している様な人間を持ち上げた。
何故、虫唾が走るかって、国民が、皆、無私の心を発揮して、この国のために、命までかけて頑張って居る時に、この男は、国家まで己のだしにして、自己の権力維持を計ろうとしているからだ。
…注:その実証が今朝の朝日4面に在る…
前略。
自民党が入閣要請を拒んだ背景には、首相への強い不信がある。
谷垣氏は震災直後の11日午後、首相に「政府の対策に全面的に協力する」と電話で伝え、その後の党首会談でも協力する考えを示していた。
与野党による各党・政府震災対策合同会議の立ち上げにもただちに応じた。
にもかかわらず、菅政権は子ども手当の「つなぎ法案」など、震災対策に直接関係のない法案への協力要請をしてくるばかりで、自民党内には 「火事場泥棒だ」と不満が高まっていた。
後略。
朝に書いた日経朝刊の記事についての結果は夕方のニュースで流れていた訳だが…それは至極当然で当たり前の結果。
こんな事を突然為す人間の、「下品」、が、本当に嫌になった。
現執行部や現執行部を実質的に作った者たちは、家康殿なら、国家に害を及ぼす、及ぼし続けた奸臣として、佐渡島や隠岐の島に、島流しにしているな、と思う。