日本の国益を減じる方向に彼等は論調を張るのである。
2013-02-14
この25年、ずっと思って来た事なのである。
日本の新聞は何処の国の新聞か、という事を。
日本の新聞は外国が、こう言っている、ああ言っていると言う論調を必ず書く。
この事の始末に負えないマイナスは、いつも日本の国益に関わる時だということである。
日本の国益を減じる方向に彼等は論調を張るのである。
何故、「おためごかし」なモラリズムがこれほど蔓延っているのか。
25年前に、The Turntable of Civilizationが、日本に廻った事にきづかなかった悲劇。
この頃にはリタイアして、書き出すべきだった私が、そうできなかった為の悲劇。
人類の歴史上、最も神聖な覇権国である米国と並んで、世界をリードして行くべき日本で在ることを知らずに来た25年の悲劇。
日本が偶然作った人類史上初めての文明は、21世紀の世界を作る唯一の真実であると言っても過言ではない。
ところが日本のマスメディアと言論人達は全く気が付かなかった。
私は、リタイア出来なかった。
書き出せなかった。
世界第二の超大国が、何にも云わなかったから、世界は、平気、平然として日本に取って不利なことを為し続けてきた。
今、欧州が、日本に対して為し続けている事は、日本に、The Turntable of Civilization が廻った理由の一つに、無階級の社会を作ったという部分が在るからではないか、と私は訝っている。
いまだに階級社会である欧州の貴族階級に属した人間たちが醜い事を為しているのである。
かつてアンドレ・マルローは「不道徳な無責任さ」がナチズムを蔓延させた原因であると言ったはずである。