源信の往生要集に行く前に。
親鸞の概略を、きちんと調べるならば、源信の往生要集も、その概略をきちんと調べる必要があるな、と、或る時、在る理由で…私の長い付き合いの方々なら納得する理由…ちらっと触れた訳だから。
かつて、私は、龍之介が抽出した様にして、認識していたのだが、今は違う。
悪人は、助けられるべきものではないのだ。
先ず、何よりも、懲らしめられるべこものであり、閻魔大王によって、地獄の責め苦に遇うしかないのである。
それで、比叡山の参道に在る恵心僧都の閻魔大王論は、とても良いと思ったのである。
恵心僧都=源信で在る事は、すっかり失念していたが、私は、仏教学者では無いから仕方が無い。