「行政権」の章を担当したエスマン陸軍中尉は「米国の軍人や弁護士らによって作成された憲法は、正当性を持ちえないと感じた」と吐露し、
2024年05月04日
以下は今日の産経抄からである。
日本国民のみならず世界中の人たちが必読。
この放言癖はどうにかならないものか。
バイデン米大統領が日本を中国やロシアなどと並べ、こう決めつけたことが物議を醺している。
「日本が問題を抱えているのは、外国人嫌いだからだ」。
訪日外国人観光客を歓迎するだけでなく、不法入国・滞在者もまともに排除できずにいる日本への誤解も甚だしい
▼ただ、副大統領時代の2016年8月15日に、民主党大統領候補の集会で述べた次の言葉は、あながち的外れとも言えない。
「私たち(米国)が核保有国にさせないために日本国憲法を書いた」。
憲法草案を連合国軍総司令部(GHQ)の民政局が作成したのは紛れもない事実である
▼西修・駒沢大名誉教授は1984~85年、民政局メンバー8人にインタビューしている。
西氏の新著『憲法一代記』によると、ケーディス民政局次長は言った。
「制定から40年近くなろうというのに、日本国憲法はどこも改正されていないのですね。私は、もうどこかの条項が改正されているとばかり…」
▼「行政権」の章を担当したエスマン陸軍中尉は「米国の軍人や弁護士らによって作成された憲法は、正当性を持ちえないと感じた」と吐露し、「天皇」などの章を担当したプール海軍少尉はその理由を明かした。
「たまたま誕生日が昭和天皇と同じく4月29日だったから」
▼西氏は記す。
「彼らは、自分たちのつくった憲法は ″暫定憲法″であり、日本人の手で″恒久憲法″がつくられているとばかり思っていた」。
これが朝日新聞がいまだに「平和憲法」(3日付社説)と持ち上げる憲法の内実である
▼自民党は、大型連休明けに具体的な改憲原案の作成に入るという。
「やるやる詐欺」に終われば、党勢はさらにしぼもう。
2024/5/4 in Kyoto