メルケルはドイツ人には珍しく恥を知っていた——南京大虐殺捏造とドイツ・朝日・民主党の「対日加害」連合

本章は、高山正之最新刊(2020年12月31日刊・p18–p29)から、ドイツと日本をめぐる「戦争責任」言説の欺瞞を抉り出す。
イタリアやオランダがユダヤ人迫害の共犯でありながら、日本にだけ戦時賠償を求めてきた歴史、ドイツが「優秀な非白人」である日本人を憎悪し、蒋介石支援やジョン・ラーベによる南京大虐殺捏造を通じて日本を貶めてきた経緯を描く。
戦後もドイツは「ナチの犯罪」に矮小化して自国民の責任を曖昧にしつつ、ポーランド侵略等には謝罪も賠償も行っていない一方、メルケルだけは日本に対して「偉そうに言える立場ではない」と自覚していたと指摘。
そのメルケルを利用して安倍批判・歴史自虐を言わせようとした朝日新聞・渡辺雅隆や民主党・岡田克也の企みが外れた経緯、イオンの「中国産の危険食品」偽装表示までを含め、ドイツ・日本の反日勢力とメディアの実像を暴く必読の一章である。

メルケルはドイツ人には珍しく恥を知っていた

2021年10月24日

以下は戦後の世界で唯一無二のジャーナリストである高山正之が2020/12/31に出版した最新刊からである。

日本国民全員のみならず世界中の人たちが必読である。

特に、朝日新聞という自分達の国を世界に向かって貶める事に快感をもっているだけではなく、その為なら、どんな捏造でも行う、先進諸国の何処にもない愚劣な新聞で生計を立てている人間達と、これを購読している人間達。

わけても、ドイツに学べ、と言って来た所謂学者達。

この新聞の反日記事を利用して反日記事を書き続けて来た南ドイツ新聞で生計を立てている人間達。

この新聞等を購読し、毎年、年末に、ジョン・ラーベが捏造した南京大虐殺物語を、恒例行事として放映しているテレビ局で生計を立てている人間達、

結果として、反日思想を持っているというドイツ国民の約半数。

米国の、韓国の代理人であるアレクシス・ダデン等の学者と称する人間達は必読である。

世界最高の本であると言っても過言ではない。

p18-p29

メルケルはドイツ人には珍しく恥を知っていた

次はイタ公抜きでやろうぜとドイツ人が日本人に言った。

この前はアホを入れたから失敗した、畏敬し合う実力派の俺たちだけならうまくいくほどの意味で使われる。

しかしこれはまったく真実ではない。

確かにイタリア人は度し難い。

大戦途中でこけたのはしょうがないとして、戦後、この国は昔から連合国みたいな顔して日本から戦時賠償を取っていった。

イタリア人に阿漕の理由を聞いたら「ファシズムを倒すのに貢献したから」とか。

では本家のドイツから何ぼの賠償金を取ったか。

答えは「取ってません」。

ドイツは侵略戦争のほかに「ユダヤ人種を悉(ことごと)く抹殺する歴史に前例のない犯罪」(ワイツゼッカー元大統領)をやった。

実はイタリアもそれに手を貸し8000人のユダヤ人を殺した。

トロツキーの言葉「Life is beautiful」をタイトルにしたロベルト・ベリーニの映画がそれを描いている。

オランダも同じ。

アンネ以下10万人を抹殺した共犯者だ。

だからユダヤ人、ホロコーストが暄(かまびす)しい中で侵略戦争だけを区切ってドイツに賠償を要求しにくい。

それで日本にたかってきた。

イタリアはオランダ並みに醜かった。

しかし、それでもドイツよりは遥かにましだ。

ドイツは「できる非白人のユダヤ人」を憎むのと同じ理由で「できる日本人」を憎んできた。

第一次大戦で手塩にかけた青島を日本に取られたのもずっと癪の種だった。

で、どう日本を叩くか。

入れ知恵したのは米国で、彼らがやったインディアンみな殺し作戦をモデルにした。

清教徒に七面鳥を恵んだワンパノアグ族には強いピークォート族をぶつけ、勝ったピークォートはモヒカンにいい武器を与えて潰させた。

それと同じ手法で蒋介石を支援し、支那人を強くして日本と戦わせよう。

で、独はフォン・ゼークトを支那に送り込んで軍事教練と最新の兵器を与えて上海の日本人租界を襲わせた。

第二次上海事変のことだ。

日本人はナチのヘルメットを被った支那軍に驚いたが、中身は支那人だったので10倍の相手でもやっつけられた。

蒋の軍隊が蹴散らかされると独シーメンス社のジョン・ラーベが出てきて「南京で日本軍は大虐殺した」と嘘を並べた。

そんな悪さをやりながらドイツはソ連を極東に足止めさせるために日独防共協定を結ぼうと言い寄った。

日本は日ソ中立条約を結んでドイツに乗せられるのだけは避けた。

上海、南京の仇をとったと思えばいい。

ヒトラーは頭にきた。

日本人を「文化の模倣者」と『我が闘争』で腐し、英軍の根拠地シンガポールが落ちると「独軍20個師団を送って黄色い連中を追っ払いたい」(ゲッベルスの日記)と本音を漏らした。

戦後のドイツ人がヒトラー的な人種意識を改めたとは聞いていない。

国民総がかりでやったユダヤ人抹殺すらナチがやったことだと言い抜けて恥じない輩だ。

ブラントはワルシャワのゲットーで謝罪したが、それはワイツゼッカーと同じ「ナチがやったユダヤ人迫害」を詫びたもので「ドイツ国民もナチの被害者だった」とかいって、ポーランドへの侵略については謝罪も賠償もしなかった。

そんなドイツからメルケルが来た。

今のドイツは支那支援のゼークトの時代に似ている。

「でも誤解しないで」と言いに来た。

彼女はドイツ人には珍しく恥を知っている。

先の戦争について日本に偉そうに言える立場にないことも知っていた。

ただ待ち構えていた日本人、とりわけ朝日新聞の渡辺雅隆は小賢しかった。

この男はメルケルを大歓迎して講演させ、その礼に朝日の自虐史観に頷かせようとした。

「安倍はお宅のラーベが言った南京大虐殺も20万慰安婦も認めない。悪い安倍を叱ってやってください」と。

対してメルケルはドイツの今日があるのは「隣のフランスの寛大さのおかげ」と答えた。

支那が白人側について日本を裏切り、今また歴史を歪めて日本を中傷するのは異様だという意味だ。

渡辺の下衆な目論みは外れた。

民主党の岡田克也も同じ。

40分の会見時間の30分を歴史問題に使ってメルケルに日本批判を語らせようとした。

会見後に「メルケルは慰安婦問題をきちんと解決しろとおっしやった」と胸を張った。

その報道にメルケルは「言っていません」。

外国に批判させて政局にする。御注進報道は朝日だけじゃあない、民主党もやるのだ。

ちなみに岡田の実家、イオンは支那産の危険食品を「生産者はイオンです」とあたかも国産のように装って売ってきた。

御曹司以下、嘘に抵抗を感じないところが怖い。

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