国連から手を引け――ユネスコと国連が量産する「反日捏造」と中国共産党の政治工作
高山正之氏の著作『高山正之が斬る。朝日新聞の魂胆を見破る方法』より、ユネスコ・国連が拡散する反日捏造、ボコバによる南京登録、国連報告者の「女子高生30%売春」虚報など、戦後世界を覆う反日情報戦の実態を暴く。中国共産党が“おこぼれ戦勝国”として国連を操作し、日本の名誉を傷つける構造を徹底批判し、日本は国連から距離を置くべきだと訴える必読の内容。
以下は、高山正之氏の著書「高山正之が斬る。朝日新聞の魂胆を見破る方法。なぜ巨大メディアは平気で嘘をつくのか」からである。
2019年7月15日
本書は、彼が戦後世界で唯一無二のジャーナリストであることを証明している。 この論文は、ノーベル文学賞、或いは平和賞に値するのは、彼を措いて他にはいない事も証明している。
日本国民のみならず、世界中の人たちが必読。
日本は国連から手を引き国連大学も廃校にせよ
ユネスコに続き国連が日本の女子高生売春まで捏造報告するとは!
中国共産党はおこぼれ戦勝国である。
連合軍総司令官のマッカーサーは昭和20年9月2日、東京湾に浮かべたミズーリ号艦上で降伏調印式を行った。
その日、マッカーサーは涼しい艦橋の中にいた。
重光葵がランチからタラップを上ってきて甲板の上で暑い9月の日差しにうだり切って立ち尽くしているころを見計らい、彼は悠々艦橋のドアを開けて調印式場に降りていった。
しかし気取って降りてみたものの重光の姿はなかった。
彼は上海・虹口公園で米人宣教師の手引きで潜り込んでいた朝鮮人のテロに遭い、片足を失っていた。
不自由な身だからタラップを上るのに時間がかかった。
彼を待って汗ばんだのはマッカーサーの方だった。
つまらない計算をして。様はない。
そういうわけで連合軍はこの9月2日を対日戦勝記念日「Vデー」にした。
トルーマンは独立記念日並みの国家祝日にしたが、彼が死ぬと9月2日はもう休日でもなくなった。
中共は胡錦濤のころから対日戦勝記念日を祝うようになったが、なぜかその祝日は9月3日に設定された。
一つには中共はまともに日本軍と戦ったことも、ましてや勝ったこともない。
ありていにいえば中共の敵だった蒋介石の国民政府軍が米国の傭兵となって日本と戦い、負け続けた。
でもおこぼれで戦勝国にしてもらった。
つまり今の北京政府は米国に雇われたこともない。
おこぼれ戦勝国を口にする権利もないから、9月2日ではおこがましい。
で、1日遅れにした、時差を考えれば2日で祝う欧米と一緒の時をもてる。
何となしにストーカーの自慰行為にみえるが、それは措く。
当日、天安門の上で習近平と並んだ中にブルガリア女の顔があった。
国連ユネスコ事藹局長のイリーナ・ボコバだ。
彼女は習近平と親しく会談もし、土産も貰った。
そして翌月、彼女は独断で習近平が由請した南京大虐殺をユネスコの記憶遺産に登録した。
いくらもらったかは知らないが、わかりやすいヒトだ。
「3人に1人が売春」と発表?
田原総一朗は「否定できるのか」とか馬鹿をいう。
南京大虐殺は米国がつくり、朝日新聞が育てた嘘だ。
虐殺などがなかった証拠は朝日の調査部にある。
あのとき南京に80人の記者カメラマンを置いて、撮影も取材もしているが、そこには虐殺のギの字も記録もない。
本多勝一はだから嘘で構成した『中国の旅』を連載するとき、一度も調査部に足を踏み入れていない。
日本は怒る。
いまユネスコの総予算54億円のうち3分の2を超える37億円を出しているが、ボコバの不正を糺すために止めようと考えている。
それを検討中の10月下旬、今度は国連の児童買春問題特別報告者マオド・ブキッキオ(オランダ人)が東京で記者会見して「日本の女子中高生の30%が売春している」(産経新聞)と発表し「もはや看過できない国際問題。国連にこの事態の報告を上げる」と偉そうにいった。
3人に1人が売春ではオランダの飾り窓並みだ。
ふざけた数字を不審に思った同紙が国連に問い合わせると「30%は13%の聞き違え」と説明した。
数字の根拠は相変わらず「出さない」。
これでは英文毎日のライアン・コネルが書いた「日本の受験生の母はわが子にフェラチオをしてやる」と変わらない。
日本政府の抗議に「発言を取り消す」「報告しない」とこの女は答えた。
結局、侮日のための嘘だったということだ。
この稿続く。