ドジャース“ユニコーン・ローテーション”―スクバル電撃トレード報道と佐々木朗希フォーム論の一考察

本稿は、ドジャースによるスクバル獲得報道を手がかりに、山本由伸・スクバル・大谷翔平・ブレイク・スネルから成る先発ローテーションの構想を検討しつつ、将来的に佐々木朗希がそこへ加わる可能性を投球メカニクスの観点から論じる。筆者は、ランナーを気にしたクイックモーション時に重心を落とすフォームが球威・制球の乱れを生むと指摘し、佐々木本来の「腰高・大きなレッグキック・しなやかな腕の振り」を生かした投球こそが、快速球とフォークボールの真価を最大化すると主張する。メジャーリーグを「漫画的な理想投手像が現実化する舞台」と捉え、ユニコーン型投手の在り方を技術論とビジネス論の両面から考察する試論である。

以下は今しがた発見したニュースである。
ドジャースに衝撃の超大型トレード報道 グラスノーらと最強左腕スクバル「ドジャースも喜んで応じる」|東スポWEB。
私は、この凄いトレードは実現する可能性大だと思う。
これこそ、正に、メジャーリーグの真髄ともいえる。
生まれ育った港町は野球の盛んな街だった。
私は小さい時分に組み込まれ、全く好きになれなかった。
嫌いだった二塁手につかされたから、一緒に野球をすることはなかったのだが。
物心ついてからの長嶋ファン=巨人ファンとして野球を見続けて来た。
だが、だいぶ前から巨人ファンと言うよりも野球全体のファンになっていた。
同時に、日本のプロ野球よりもはるかにメジャーリーグのファンになった。
今は、大谷のドジャースの試合は欠かさず観ている。
ライブで観れない時は必ず録画して。
上記のトレードが実現したら、ドジャースの試合を毎日観ている私にしたら、これ以上ない喜びである。
さらに「山本、スクバル、大谷、ブレイク・スネルのローテーションはまさに理想的と言える。
ドジャースは優勝を狙うチームであり、7連戦でこのローテーションを破れるチームはそうそういないだろう。
タイガースがこのトレードに応じるなら、ドジャースも喜んで応じるだろう」とトレード成立の可能性は十分あると伝えた。
山本、スクバル、大谷、ブレイク・スネルのローテーションはまさに理想的と言える。
毎日TV観戦する当方にとってこそ、まさに理想的である。
しかも、ここに、いずれ佐々木が加わるのだから。
私は、佐々木がダメな時、スピードが少し落ちたりコントロールに苦しんだりする時は、いつも彼が腰を落として投げる時だと喝破している。
ランナーを背負った時のクイックモーション時に、腰を落として投げる癖を、佐々木はいつから身に付けてしまったのか。
私は、あの、余分に腰を沈めて投げるクイックモーションが佐々木の変調の全ての原因だと確信している。
佐々木は大谷と同様に、信じがたい体の柔軟性を持った、天賦の投手、天賦の野球選手である。
あの平気で180度開脚できる柔軟性があるから、彼は足をいくらでも高く上げられる。
佐々木は常に腰の位置を高くして、足を高く上げて投げる事が肝要なのである。
佐々木は腰高で投げる。
そうして、あの大谷と同様に信じがたい程に柔らかい肩・肘回りの筋肉が生み出す信じがたい腕の振り。
佐々木は軽やかに足を振り上げて腕を振り下ろすだけで良いのである。
クイックモーションは、それを少し早めるぐらいで良いし、何なら1塁ランナー等は黙って走らせてもいいのである。
何故なら、彼が理想的なフォームから振り下ろす快速球にして剛速球は誰も打てないからだ。
ど真ん中をめがけて投げても彼の快速球は誰も打てない。
ましてや、そこに、あの、まるでナックルボールの様な回転で落ちてくるフォークボールが混じるのだから、打者は打てるわけがないのである。
つまり、佐々木は、走者なんぞは関係がないのだ。
それを、つまらぬ決まりごとの様に、ランナーを牽制などと、並の投手と同様の、お利巧さんのふるまいをしようとするから調子を崩したのである。
自分が、大谷と同様のユニコーンであるとの自信で、打者は常に見下ろして投げる。
野球は、打たれる事も点を取られる事もある。
そんな事に拘泥する必要はないのである。
佐々木は野球の為に生まれて来た天賦のユニコーンとして、常に、快刀乱麻のピッチングをすれば良いのである。
フォアボールもたまには出る。
そんな事は問題外なのだ。
とにかく、ユニコーンとして足を高く上げ、ユニコーンだけが持つ柔軟性で真上から腕を振り下ろす。
その球を見る為に、野球ファンは、貴方を観ているのだから。
1塁ランナーを牽制したり、そのために、重心を落とした凡庸なフォームで投げる佐々木など誰も見たくないのである。
つまり、あなたは、右のスクーバルを目指せば良いのである。
上記のトレードが実現して、スクーバルが右足を振り挙げ左腕を振り下ろした快速球と佐々木のフォークに匹敵する変化球の組み合わせで三振の山を築いて快勝利した翌日に、佐々木が左足を振り挙げ右腕を振り下ろした快速球とフォークで三振の山。
スクーバルの前には大谷がメジャー最高の投手として、全ての球種で、三振の山。
そんな夢の様な試合が現実になる。
それこそがメジャーであり、だからこその莫大な年収なのである。
メジャーは、言わば、かつての漫画の試合を、現実のものとする舞台。
だからこそ信じがたい程に巨額のお金が動くビジネスフィールドでもあるのである。
本論文が佐々木朗希に届く事を願って筆を置く。

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