週刊アエラ編集部 山田厚史へ。
今週号アエラの巻頭を飾る様に「1ドル60円時代がくる」との大見出しで記事を書いている、編集部・山田厚史と言うのは本当に度し難い男だ。
この男こそ…平成4年8月に宮沢喜一の頭脳に必然として浮かんでいた…解決のためには金融機関に公的資金を導入するしかない…この至極当然なことに対して「国民の血税を何で悪辣非道な銀行に投入しなければならないか」との正義感の大合唱を始めた筆頭格の男である。…
僕は今でもマザマザと、こいつはなんちゅうアホだと感じた事を思い出す…
こんな阿呆のお陰で20年も自分の人生を無駄にした無念は筆舌に尽くし難い。
「日本の失われた20年」をもたらした張本人の1人と言っても良い。
相変わらず権威主義に満ち満ちた論を為し、その論調は日銀擁護論と要約すれば良いだろう。
彼に対しては、本日の日経1面、「危機感 世界に伝わらない」、経済金融部長
新実傑氏の意見を並べれば真実は一目了然だろう。
…「小出し」に不安
「小出し対応を続ける余裕が日本にあるのか」。
日本の金融危機とデフレを詳細に研究した米連邦理事会(FRB)の元幹部は心配する。
不良債権処理の先送りと後手に回った金融緩和が日本の「失われた20年」を招いたというのがFRBの分析。
欧州や中国も日本を反面教師にして、政策運営に役立てている。
ところが当の日本が失敗から学ぼうとしない。
…中略…
だが日本はなお世界3位の経済大国なのだ。
渡辺博史元財務官は最近会う海外の要人たちが「日本の現状に、いらだちよりも恐怖を感じ始めている」という。
…後略…
結論は全くその通りですので、今朝の日経1面を、お読みください。
おまけに山田は、現在の通貨安競争は戦前と一緒であるかのように例えている。
山田よ、戦前を持ちだすのならば、朝日新聞も、如何に官製情報を垂れ流し、国民に真実を伝える事を怠り、赤紙1枚で戦場に駆り立てたかを語るべきだろう。
貴方が戦前について語るべしは、それだけだろう。
今だって、同じ事をして世論を形成している事に君は気づきもしないだろうが。