おはようございます。

ふと丸山真男の生涯を調べたくなって早速ウィキペディアで見てみました。

ジャーナリスト・丸山幹治の次男として、大阪府に生まれた。郷里は長野県。兄に芸能プロデューサー・音楽評論家の丸山鉄雄、弟に社会評論家の丸山邦男がいる。1921年には東京四谷に転居。父の友人・長谷川如是閑らの影響を受け、大正デモクラシーの潮流のなかで思想形成をおこなう。四谷第一小学校、府立一中(現・都立日比谷高校)を経て、旧制一高に進学。1933年、一高の三年生時には長谷川を弁士とする唯物論研究会の講演に赴いたために警察に検挙され、特別高等警察の取調べを受けた。

後略

今日、新聞には村木さんの事が大きく取り上げられていますが、この事件は既述したように、2009年に週刊朝日が特集した「民主党と検察 全面対決」という文脈の中で発生したものだということは全く報道されていませんが…。

1933年、一高の三年生時には長谷川を弁士とする唯物論研究会の講演に赴いたために警察に検挙され、特別高等警察の取調べを受けた。

これが、わずか77年前の日本の事なのだと言う事を大半の人が忘れて、或いは知らずに生きている…それもまた、前回の「続いて…」に書いた、加藤周一大人が指摘する日本人論の正しさを証明しているのだと僕は思う。
わずか77年前なのです。

住民票事件には200年近い前の人も居た訳ですが、これはたった77年前の事なのです。

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