マッカーシーの赤狩りを定義すれば…。

マッカ-シーの赤狩り、と言ってもマスコミや読者の多くの方は、何のことかは正確に思い浮かべる事は出来ないと思うので、定義的に書きます。

マッカーシーの赤狩りとは…時の権力が、概ね、自分たちの体制を維持、或いは死守、或いはより強固にする為に、「正義」、を振りかざし、反体制、或いは無辜の市民まで、血祭りに上げること。

その特徴は、必ずマスコミが追従し世論形成を為して行われる所に在る。

60数年前までなら、ファシズムが、これにあたり、スターリニズム、文化大革命、そしてマッカーシーの赤狩り。

言わば、時の権力が「正義」の集団的ヒステリーを扇動し、マスコミを盲信する大衆が唯々諾々と従う現象。

さて、「正義」が、昨日の様な、衝撃的にして陰鬱な現れ方をした今朝の日経新聞一面下段で春秋氏は、論を締めくくるのに…このまま検察の信頼が地に墜ちるなら、ほくそ笑むのはスネに傷持つあの人この人である…と書く。

僕は、既述したように、貴方がたは、一刻も早く政界に出るべきだと思う。
何故?貴方がたほど、真っ白な手をした人は、滅多に居ないのだから、無駄に言論の世界に、居るべきではないと思うのだ。

僕は、極言すれば…1年生議員は除いて…スネに傷を持たない政治家なぞいる訳がないと思っているからだ。ノーベル賞を受賞したオバマだって、その献金の全てがクリーンだったとは、ニュースを見続けていた者は、誰ひとり思っていないはず…民主主義の政治=直接民主主義は金がかかるのである。

しかし、日本のマスコミ関係者ならば、全くクリーンで、真っ白な手で、出来る事は間違いがないだろう…一刻も早く、日本マスコミ党を結成すべきだ。
僕は強くそう思う。

3万人超もの、優秀なエリートが、例えば、週刊朝日を除いては、為すべき検証も為さず、官製情報の御用聞きの様な事をし続けるのは知性の無駄というものであろう。

週刊朝日等以外は、ほぼ同じ事を言うために東京1極に集中し続けるのは、本当に、人材の無駄であり、日本の国益のためにならない…僕は、そう思う。

官製情報を垂れ流す様な事は、最も民主主義から遠い事の一つだから、尚更なのです。