「今晩は」の章で、これは一体何なんだろうか…と感じた違和感とは。
いつもの店で昼食を摂りながら読売新聞を読んだ。
前原は…蓮舫も同類項だが…相変わらず「政治とカネ」等と言っていた。
政治家であれ、芸術家であれ、誰であれ、人間は真実を追求しようとしなければ、動物と大した違いはない訳ですが、世界の何処に出しても恥ずかしくない日本で唯一の週刊誌…読むべき唯一の週刊誌である週刊朝日を読まずに、どんな真実が見えると言うのだろうか…彼らが週刊朝日すら読んでいない事は読売新聞の記事で一目了然…子供の様なレベルでしか中国と対応できないのも当然でしょう。
「今晩は」の章で、これは一体何なんだろうか…と感じた違和感についてですが…戦後の或る時期から、ずーっと「検察は正しい」「検察は正義」だとして、全ての論説を為して来た日本のマスコミが、
皆さま御存じの様に、特捜部を中心とした検察が総力を挙げて…全国から有能な検事を総動員して…尋常ではない執念で…小沢一郎氏を強引に逮捕に持ち込もうとして、彼の事務所から、ゼネコン各社に至るまで…数度に渡り強制捜査に入り、ありとあらゆる書類を押収しても起訴には持ち込めなかった。
ここ半世紀以上、日本のマスコミの拠り所であった「正義」の牙城である検察が、総力を挙げて強制捜査して起訴出来なかった案件を、平均年齢30歳前後の市民と称する11人と、文書作成や結論着けに導いたのであろう一人か二人か知らぬが、弁護士なのか検事なのかが、その検察の結論を覆す等はとんでもない…とならなければ、日本のマスコミの、この半世紀の論理は成り立たないのではないか。
相手が、小沢一郎だから良いんだとして…テレビで、翌日の朝刊で一斉に、大悪人の様な報道を為した日本のマスコミ。及び、それに便乗した全ての人々。
あなた方は…体系的な論理と言うものがない人間達で在る事を満天下に曝したのです…自分たちの論理が、どんなにインチキなものかを。
「文明のターンテーブル」を1.2億人の誰も気付かなかった様に、1.2億人の誰も気付かない事を言いましょう…大新聞の論説委員やテレビのニュースキャスター達、或いは、それに便乗する政治家や国民…この様な者たちを、ウマ、シカ野郎と言うのです。
人に対して、或る観念を刷り込み続けると言う事は、自分も、その観念を抜きさし難く、刷り込むという事ですから、彼らが、自分たちの論理の致命的な破綻に全く気付いていない…のも道理なのですが。