学校は天国だった…。
今日は合間に短文だけを書いたのだが、結構、疲労を感じた…弊社専務に、散歩に行こうと携帯だけを持って外に出た。
以前に書いた阪急インターナショナルホテルに併設されている劇場…梅田コマ劇場等…の方から、たくさんの小学生たちが二列で歩いて来た…子供たちの こういう光景ほど 良い感じのものはないな と 芥川は思いながら歩いていた。
小学生の行進は 雀や雲雀が ピーチクパーチクの様な趣…芥川は鳥が…特に野生の小鳥に 街中の雀であれ ビルの前の緑地の雀であれ…に、とても心を奪われる人間なのですが。
思い思いの格好をした…小学生の行進が 例えようもない 平和な空気を醸し出すのは…子供達には屈託がない…苦労がないからなのである…子供に苦労があったのでは しょうがない訳だが。
芥川は 子供だったのに 苦しみがあったから 辛かった訳でもあったのだな 等と思いながら 散歩は続いた…苦しみを抱えた芥川にとって…尚の事…学校は天国だった。
引き返して、スターバックスの外でコーヒーを飲むことに。
戦争の罪とは 60年前までの醜悪な虚構の罪とは このような子供たちを
殺したことにあるのだ。
焼夷弾(incendiary bomb)で 原爆(atomic bomb)で 焼き焦がされたり 一瞬のうちに 形すら 消された 多くの者は 子供たちだったことにも在るのだ と 芥川は思って 涙にくれた。
©芥川賢治