テレビ局が、この20年超、犯し続けて来た罪は、彼らには想像もつかないほど大きい。
Ipodタッチを持って、散歩に出た…Arcade Fireの曲を聴きながら、歩こうかと…最新アルバムを♪Sprawl II♪から聴きだし、胸ポケットに入れた瞬間に、落下のショックで曲が変わった…まるで素晴らしいジャズの様な深い響きのイントロが流れて来た…歌も素晴らしい…誰だろうと思って見たら…Death Cab for Cutieだった…次に流れて来た曲も、とても素晴らしいもの…調べて見たらFlaming Lips…ビルの緑地に腰掛けて聴いていた…また、さらに素晴らしい曲が…調べて見たら、これら素晴らしいバンド達の中でも、芥川が、とても心ひかれているバンド…Broken Social Sceneの、とても良い曲♪Lover’s Spit♪
僕は、思った…日本のテレビ局の罪は、とてつもなく重い。と
国の本当の力とは、経済力や軍事力にあるのではなく、芸術の力=真の知性…特に、音楽、映画の力にあるからだ…それが米国の力の神髄だとは、何度も書いた通り…ソフトパワー、それが最終的な勝利者を決めるのだから。
天と地ほどの差がある、お稚児さんグループ…スマップや嵐や…グレイ等にしたって、そう大差がある訳ではないが…を、この20年、チヤホヤしてきた日本のテレビ局…一番罪が深いフジテレビが、一番高給取りであることが、私たちの国の…悲惨だった…非劇的だった「日本の失われた20年」を象徴しているのです。
この罪は、海よりも深く、山の頂きに唾をし続けたに等しい…ほど、深く、取り返しのつかないものだった。
そのことを事実として、僕の読者の皆さま方には、この週末に指し示します…どんなに大きな損失、どんなに大きな喪失だったかは、皆さま方なら、瞬時に気がつくはず…嗚呼!芥川が、20年前に、書き出せていたら良かったのだが。
けれども…。
芥川が書きだしたと言うことは、後、170年の間に、それを取り返すということ。