今晩は。
帰宅すると、既述した、戸籍上の兄弟から、これでもかと言う嫌がらせの封筒が届いていた…他人の名前を語りながら、本人の醜い字で…その他人が住んでいる訳ではない住所から。
神様は、芥川に、全てのエゴイズムから離れる様に、家庭、家族を与えた。
しかし、いつまでも蛇の様に、しつこく嫌がらせをしてくる。
一人は、芥川が独創した、ビジネススタイルと顧客カードをごっそり盗んで行って、…破産の淵から救われ…今は年収1億円を誇示するかのように、ピカピカに磨いた、高級外車を見せつける様に、一番、見たくない、会いたくない時に現れる…お前が、芥川が90%のシェアも占めた、この場所で、芥川が支店を置いていた場所で、同業を始めたから…芥川の本名が極めて珍しい名前だから…その事をお客さんに問われるのが嫌だったから…会社を再興するためには、原点に戻るのが一番だと知りぬいていながら、そうせずに、これほど酷い苦しみを味わった芥川の心を知らず、かき乱す様に現れる。
芥川は、神様が与えた、1冊の重要な本を書く事が使命だったから…怒りを持って戦う事をしなかった事も知らず。
その様な、正に、らちもない思いに、苛まされた夜に、苦しい仕事が終わって帰宅した夜に。
23時を過ぎて、NHK・HIで、番組紹介で知っていた「イングリッシュ・ガーデン」を途中から観た…なんとなく敬遠していたのだが、途中から観たのが良かったのか。
ヴィタ著「サム・フラワーズ」…ヴィタ&ハロルド…著作をしながら庭を作った。
歩くと…踏まれたタイムから良い香りが漂う。
見事に素晴らしいライムの小径…。 短い空間なのに 嵐山の 竹林の道を思わせる 緑の 生垣の道。
オールド・ローズの色…。その扱いの難しさ。 ハーブ・ガーデン。
シャボンソウ…石鹸を作るのに使われていた。
足元に敷きつめられたカモミール…ベンチに座るとカモミールの香りがする。
ナショナルトラストが管理…今は7人の庭師が管理している。
「あなたの愛する庭に」ヴイタ著…。シシング・ハーストで最も名高いのが…ホワイトガーデン。
ヴィタが、自分の夢の世界をめざした、シシング・ハースト…
二人は自分達が住む庭として作った。ヴィタ著「ソネット」…バラと歌とどちらの楽しみに…。
チェルシー・フラワー・ショー。
イングリッシュ・ガーデンの始祖、ガートルード・ジーキルが提唱した…。
イングリッシュ・ガーデンは…イギリス人の…個人、個人が、思い思いに、自分の…を表現しようとした…
最終日…庭の植物=花は1時間で売り切れた。
イギリスには、ロックだけではなく、
花も、庭もあった。
そのどちらでも、日本より、ずっと上だった。
管理された庭ではない…個人の庭では、或いは、
植物に対する思いには、100年以上の開きがあった。
©芥川賢治