ガートルード・ジーキルが…多くの花々の中で…一番愛したのは、白い、ツリガネソウの様な花…花が開く季節には、朝早くに起きて…一緒に庭に咲きだす、同種のピンクの花を、全部、引き抜いた…花粉を媒介する蜂が…白い花に、ピンクのシミをつけるのを防ぐために。

 

 

僕はベッドの中で考えていた…20年前の様に、お金があったなら…30年も住んだマンションだから…ごく普通の、何の変哲もないマンションですが…動きたくはないのだが…思索に集中するためには、或いは、マンション暮らしを選択した人間としては、ここなら住みたいなと思うマンションが2か所あるのだが…そこに住んでいれば、心が乱されることはない…残念な事に、今の僕には、金が無い…先日、通りすがりに買った宝くじ…間違いでいいから当って♪…頂戴♪…戦後日本が生んだ最高のディーバの道を邁進している歌手からの援用です。

 

いや、一切の無用、不要な事…今朝の朝日新聞は、鳩山由紀夫の言葉が軽いと大変なスペースを使って、総攻撃…政治家に、言葉が軽いなんてことを言う事に何の意味があるだろう…政治家に哲学を求めるなんて馬鹿な事…政治家は、本質的に豹変を繰り返すものだろう…政治家が、為すべき事は、立派に、正鵠を得た予算を編成して、国富を増大させ、国民を豊かにする事だけ。

 

政治哲学とは、つきつめれば、それだけだろう…国を過たず経営する事に、不必要な哲学は要らないし、そもそも政治家は哲学の対象では有り得ない。

 

大企業の経営を立派に成し遂げた人達が、政治家と成って、国の経営を為すしかないんじゃないか、と、言うのが、一つの、僕の結論。

このようなことで　大騒ぎを繰り返す国を　離れて暮らせたら…20年前の、お金が有ったなら…僕は、今すぐ、芥川の思索を、かたちにして…誰もが、ほんとうに凄いな、と思う、言葉の数々を…届ける事が出来るのだがな…。と