言葉の軽さ、ということについて。
言葉の軽さ、ということについて…2年前の8月29日の朝日新聞の特集記事、大躍進する上海…森ビルが上海に「世界金融センタービル」を竣工した日の記事。世界の金融機関を呼び込むための様々な上海市の施策、進出企業への法人税減税、その幹部社員への格安での豪華住宅の提供、及び所得税の優遇等。
その結果としての上海の大躍進…株式市場は、確か、5年で5倍…このままだと、数年後には東証を抜いてアジア最大の市場となる。
これに対して東証の斎藤社長の談話「政府の力を借りてでも、アジア最大の市場の地位は死守したい」
言うまでもなく、私たちの国は資本主義国家ですから、株式市場は、その根幹。
さて、数年後どころか、翌年、東証は、あっさり…何の施策もされていません…上海に追いつかれ、追い抜かれました。
芥川は、政治家が引退すると言ったのに撤回したなんてことは、大新聞が、大きなスペースを使って「言葉が軽すぎる」等と言って、攻撃する問題では全くないと断じる。
そんなことの是非は、選挙民が判断すれば良い事…それが民主主義であって、そんな事に必要以上に、大きな紙面を割いて攻撃する事は、それこそ、民主主義に反する事だと芥川は思う。
今の様な、この20年超、公共放送を私物化し続けて来た、芸能事務所の、お稚児さんタレントたちに例えたくなるような、国難作成内閣を、恣意的に作った、日本のマスコミが、言うべき言葉ではない。
資本主義の根幹、経済の根幹のトップに在る人間の、言葉の軽さをこそ、責めるべきだろう。