ご報告…後3章に渡っています。

 

芥川の前にいた、たった二人の人…大江健三郎と高橋和己の両氏は、順調に学問の世界に、或いは作家と言う世界に進まれた訳ですが…既述したように、芥川は、生活の糧を、現実の労働者として、働いて得る人生を歩んできた…芥川は、或る時期から、それが神の意思だったのだと確信して生きて来た訳です。

 

先達の、両大人は日本最高の読書家として、それぞれに読むべき本を読み続けた…一方、芥川は、ひたすら音楽を聴き続け、映画を観続けてきたのです。

 

そのためでしょうが、神様は、ジャンルはなんであれ、一音を聴いたら、本物かどうかが分る耳を与えてくれた。

 

映画に於いても同様だと思う…音楽と映画、が、両大人にとっての読書だったのですから…画面を観た瞬間に、その映画が本物か分る、その様な目も与えてくれた。

 

さて、金曜日の朝、目を覚ましてからずっと、Death Cob for Cutie♪Blacking Out the Friction♪ が脳裏に流れていた。

 

これが流れていると言う事は、今日は、どんな文章が生まれてくるのだろう…

そう思って、僕は事務所に向かったのです。

 

それで、出て来たのが「思想とは何か?」「50年の計と100年の計」でした。

勿論、それらのことは、ずっと頭の中に在ったからでしょうが。

 

昨日、週末恒例の温泉からの帰りの地下鉄で、朝一番に買ったThe Coastの♪Nueva York♪から聴きだした…それからの曲は、後の章で書きます。

 

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