小沢一郎氏の、ニコニコ動画での記者会見。
昨日、文化の日に相応しく、芥川の頭には言葉が一杯だった、と書いた割には、殆ど書いていないじゃないか、と思われた方もいらっしゃると思う。
恒例のスーパー銭湯からの帰途、くりきんとんのTさんから電話があった。「芥川さん、今日、4時から、ニコニコ動画で、小沢一郎の記者会見がある、一緒に観ませんか?」…このチャンネルの事を教えてくれた人ですから断る訳にもいかず「うーん、良いけど」と言ってしまったのでした。
うーん、と唸ったのは、良い意味で、僕は、彼女とは違い、小沢一郎氏については、見る必要はなかったからです…彼女が、僕の気持が分からないのは、僕の身近にいる、最も不熱心な読者だからなのですが。
小沢一郎氏は、国会喚問にも政倫にも出る必要はない…そんな事は当たり前の事です…大体、この2年超、戦後でも有数と言って良いぐらいの、迫害を受け続けた人間に対して言う事か…おまけに、その事を予算審議に入るか入らないかの人質に取ろうとする、下衆の極まりの様な国会議員達と、それに同調するマスコミの有り様。
そんな下衆だから、世界に相手にされないのだ…そんな人間が、私は国会議員です等と言って海外に行った所で、誰にも尊敬などされる訳が無い。
かつて、芥川が、それなりに世界に…と言ってもハワイが一番多く、次いでシンガポール、バンコク、イタリア、パリ、ロンドン(これは一番少ない)位のものだが…行っていた時、尊敬はされても、軽蔑された事は、ただの一度も無かった。
マウイ島に、米国の富裕層しか来ないリゾート地が在るのですが…当時の僕は、そこに、毎年、滞在していたのです…朝早く、廊下を歩いていた時、向こうから、白髪の老婦人が歩いて来た…皆さまもご存じの様に、向こうでは、見知らぬ人間であれ、このようなシチュエーションで、目と目が合い、すれ違う時には、時候の挨拶を交わすもの…「Good Morning」「Good Morning」と挨拶を交わした時だった…彼女が芥川の方に近付いて来て、こう言った…「You have a good smile . Good hearted people have a good smile」と。
極論すれば、外交は、そこから始まるのだ…あなたが観光客としてであれ、なんであれ、あなたが訪れた国で、あなたがどう振舞うか…あなたに、相手も納得する、相手の国に対する知識や、尊敬の念があるかどうか…あなたに哲学があるかどうか。
結局は、どんなレベルであっても、相対した一人を通して、人は相手の国の良し悪しを理解するのだと芥川は思う。
芥川は確信するが…上記の様な事を、言っている様な類の国会議員は…どこの国に行ったとしても、すれ違う、見知らぬ人に挨拶を交わす事など…決してしない人間たちであることを。
閑話休題
標題の番組は、視聴者…休日の午後4時だというのに14万人!もの人が、パソコンで観ていた…からの要請で、一時間の予定が、一時間半まで延びたのです…スーパー銭湯の帰り道、今すぐにでも書きたかったことの、時間も失われてしまったのでした。