先日の、ニコニコ動画から見えること。

先日の「ニコニコ動画」で小沢一郎氏は1時間半、江川詔子氏等の質問に答え続けたのでしたが、その日の夜…僕が観たのはNHKと、ニュース・ステーションだけでしたが、どちらの編集も、全く一緒だった。


この編集に…自分たちの領域をどんどん浸食してきているネットに対する、テレビ局の、敵意、というか悪意が潜んでいる様に感じた人は、芥川以外にもいると思う。同時に、1時間、CMによる中断もなく、語られた…大変な言葉=情報の中から、上記2局が、全く同じ部分だけを放送した事実は、彼らが、マスメディア全体主義の中に在ることも証明していたのです。


しかし、1時間半も、ぶっ続けで、一人の、或いは渦中の人間に質問し…しかも司会者や同席識者だけでなく、視聴者からの、同時進行の質問も幾つも交えて…語らせるような番組は、現在のテレビでは有り得ない、それもまた、厳然たる事実。


例えば…管内閣の支持率が40%台に下がったことに対しては、どう思いますか…との質問に対して、彼は「たった2か月前は70%を超えていたものが、30%も下がるなんて。世論もおかしいんじゃないの」と言ったことは、僕が観ていなかった他の局も、一切、放送しなかったと思う。


今週号の、ニューズ・ウィークにすら=米国に於いてすら、「マスメディア全体主義」という言葉が出てくる。…悪しき商業主義がたどりつく必然。


日本のテレビというのは、殆ど全て米国のテレビの模倣から始まったものです…CMの作り方や技法等に於いても…たぶん、今でも払拭されている訳ではないと思う。


芥川が何度も書いているように、真似るべきだった「米国の真髄=米国が米国たる由縁」は真似ずに、悪しき商業主義だけは、とことん、真似た…その結果は…日本の場合は、マスメディア全体主義であることは無論ですが…それ以上の、とんでもない代物になってしまっているのです。特にテレビは。




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