本日、良いな、と思ったニュース。
オールジャパン体制でウユニ塩湖のリチウム資源産業化へ覚書締結
JOGMEC(石油天然ガス・金属鉱物資源機構)は10日、南米ボリビアの首都ラパスにおいて現地9日、ボリビア国鉱山公社(COMIBOL)とウユニ塩湖のリチウムなどの資源の産業化に向けた研究および開発に関する覚書に署名したと発表。
JOGMECが中心となり、それぞれ個々にプロジェクトに取り組んでいた住友商事<8053.T>、三菱商事<8058.T>が参加、産業技術総合研究所、北九州市立大なども加わり、オールジャパン体制で臨み、今回の締結に至った。
現在、ボリビア側が進めるパイロットプラントに、日本の試験機材や技術者を導入・派遣して試験を開始する予定。JOGMECは、「生産した純度の高いリチウムを、商業ベースに乗せるのがこれからの課題」(広報課)としている。
今後は、ウユニ塩湖リチウム資源開発にとどまらず、ボリビア政府が期待する、同国の地域開発、産業創出、人材育成などに関する協力も積極的に行い、両国の互恵的関係を構築して行く方針。
[ 株式新聞ニュース/KABDAS-EXPRESS ]
提供:モーニングスター社 (2010-11-10 13:50)