大江大人(たいじん)の本を読んだのは青年の時…。
大江大人の本を読んだのは青年の時…当時、芥川が一番良いなと思ったのは「日常生活の冒険」だったが…その頃、大人からの言葉として、僕が終生、自分の中に刻んでいるのは…彼が、敬愛する恩師から学んだ言葉として伝えてくれた≪パルレ・バッソ(声低く語れ)≫…僕は、時々、「この、ど阿呆が。」と書きますが、これは芥川の一つの、お約束の様に使っているもの。
これからも、ずっと、僕は、大人から伝えられた上記の言葉から、終生、逸脱することはない。
今日、弊社専務が、「これ読んだ」と言って、昨日の朝日新聞・文化欄の記事を見せてくれた(僕は読んでいなかったのだ)
さて、
僕は、この池上彰なる人物が、昨今、テレビにおいて、結構な人気を博しているらしい事は、新聞下段、雑誌の見出し広告で知ってはいるが、その番組を見たこともなければ、それらの写真以外では、観た事もないが。
次章の大江大人の記事は、芥川が、何度も言及しているテレビのいい加減さ、或いは、浅学、軽佻浮薄さを、見事に表しているし、朝日新聞までテレビ人気に追従してものを書かせているとは知らなかった。
昨今のテレビに出て、大金を稼いでいるような人だから…普通の人なら、赤面の至りも、全く感じずにテレビに出続けているのだろうが。