大衆の「思いこみ」…それを増長させるのがテレビの有り様だろう。

「こうしたケースの多くで、いじめ加害者の行動と、加害者を罰したい大衆の行動の唯一の違いは、大衆のほうにはこれが正義だという思い込みがあることだ」と、ニューヨークの元検事サム・ゴールドバーグは言う。「有罪が立証されるまで推定無罪という原則はどこへ行ってしまったのか

 

専門家によれば、こうした事件で大衆が加害者を責める行動に出る理由の1つは、いじめ自体を憎むより、いじめの加害者を憎むほうが簡単だからだ。

 

 

(加害者をおとしめれば)人間的に自分とは全然違う人間の仕業だと安心できる」と、フロリダ・アトランティック大学の犯罪学者で、「ネットいじめ研究所」のサミール・ヒンドゥジャは言う。

 

だが本当に全然違うと言えるだろうか。プリンスをいじめたとして起訴された高校生たちが投げ付けられている言葉は、彼女たちがプリンスに対して吐いた言葉(「アバズレ」や「売春婦」など)と大差ない。その結果ベラスケスたちは最長10年の禁固刑を言い渡される可能性があるのに、同じ言葉で彼女たちを罵倒する人々は普段どおりの生活を送っている。

 

…中略。 

 

芥川;最後の部分は、例えば鈴木宗男氏の件と同じではありませんか?

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です


上の計算式の答えを入力してください