週刊現代を買ってきてもらった。
新聞下段の見出しが気に成って、昨日、弊社専務に、週刊現代を買ってきてもらった。
アメリカのCNNは、11月13日からI週間のぶち抜き企画として、日本特集を組んだ。この期間は30分の特別番組を皮切りに、連日、CNN東京支局特派員が都内から世界に向けて生中継も行った。番組の内容も、障害者のための歩行補助ロボットの開発や楽天の社内公用語を英語にする取り組みを取り上げる一方で、アニメ文化を紹介したり、ミシュランガイドで三つ星に輝いた寿司店『すきやばし次郎』の小野二郎氏にインタビューするなど、経済面だけでなく、日本の文化を伝えるものも多かった。
…中略
日本の人々は元気を失っているようですが、外から見れば、まだまだ日本は伸びる可能性があるし、そのための工夫もあらゆる分野で行われている。変革期に立つ日本の姿は、全世界で2億6000万世帯を超えるCNNの視聴者にも、きっと関心を持ってもらえると考えました」
…中略
テレビでは偉そうなことを語っているが、ホスト国として臨んだAPECでは、中国の胡錦濤国家主席、ロシアのメドベージェフ大統領と会談するのに、官僚に作らせたペーパー片手に棒読みするだけ。菅首相のパフォーマンスを見やる各国首脳の白けた表情ばかりが印象に残った。いつ交代するかわからない日本の首相の支持率稼ぎに付き合っている暇はない。それが首脳たちの本音なのだろう。
では、日本という国家も、無視することができるのか。答えはノーだ。三流政治家や、それを操る腐れ官僚はもう置いておいて、それよりもCNNが大特集を組むように、いまも世界が日本に注目している事実にこそ、目を向けるべきだろう。
以下略。