2010年、12月12日・・・銀閣寺にて。

くりきんとんのTさんが、頑張ってついて行きますというので、連日の京都散策に向かった。

 

数十年前に修学旅行で訪れた時、芥川は、金閣寺より銀閣寺が良いと思っていたのに、京都に住んでいた時も含めて、何故か、一度も再訪しなかった。

 

3年前に、永観堂から哲学の道を経て着いた時は、丁度、閉館時刻だった…それから四条河原町まで歩いて帰ったのだが。

 

今日も太陽は雲間に隠れがちで撮影には不向きだったが、とにかく撮る事にした…僕の目の代わりなのだから。

 

先週、竜安寺から金閣寺へ向かった時は、素晴らしい太陽だったから、強烈な西日に照らされた金閣寺を…西方浄土を意識して建立されたのであろう金閣寺は西向きが正面…観た全ての人は、一様に、「おおっ!」という歓声を挙げていた。

 

今日、銀閣寺をくまなく歩いて、数十年前に感じた事は間違いではなかったと。

 

くりきんとんさんは、昨日の詩仙堂が、ずっと良かった…銀閣寺は人が多過ぎて疲れる等と言っていた…彼女は音楽を聴かないし写真を撮る訳でもないから…飛行機に乗っている時の様に、音で疲れるのだろう。

 

芥川は、ipodで、当代最高の音楽を聴いているから、何万人いても、全く疲れないのだが。

 

くりきんとんさんを少し気遣いはしたが、銀閣寺の全てを観尽くしたと思う。

 

僕は、NHKの「ブラ・タモリ」という番組は好きなのだが、つくづく思う…京都に比べれば、江戸は、屁の様なものだ。と

 

昨日の詩仙堂、今日の銀閣寺だけでも、月とスッポン。

 

すっかり心豊かになった芥川は、銀閣寺の、何気ない花や、近所の民家に咲いていた花を撮りながら、のんびり、哲学の道を歩いた。

 

 

       

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