おはようございます。

おはようございます。

 

昨日は、午後3時ぐらいまでは晴れの天気予報だったから、早めに、家を出て、JRで広沢池…嵐山には数え切れないほど行っているのに、此処には、一度も行った事がなかった…行こうと思わなかった。

 

大覚寺もしかり。

 

目的は、芥川の京都物語のため。

 

京都駅から福知山線に乗り換えて嵯峨野駅に。

 

知恩院の急坂は、ふくらはぎの外側に張りをもたらしていて、歩くのが、ちょっと、しんどいが、駅からは徒歩の距離…道は、ヤマカンで歩きだした…途中で、散歩中のお爺さんや、おばさん、中学生等に、道を聞きながら広沢池に…

 

この辺は、日本中、どこにでも在る住宅地…生垣に南天の実が成っている家が散見されるのが、京都らしいと言えばいえるか。

 

パンパン状態の両足に鞭打って、着いて見れば、広沢の池には水が無かった…毎年、年末には、水を抜いて、鯉等を捕るんだと立札に書いてあった…何のこっちゃい…23枚の写真を撮って、大覚寺に行こうと…タイミング良く、タクシーが来た。

 

大覚寺…先ず、僕は、これほど、上品な風情の南天を、観た事がない…勿論、そのように作庭してある訳だが。

 

ここと、仁和寺、青蓮院の、池泉式庭園は、日本のdecencyのエッセンス。

…多分、桂離宮、修学院離宮も、そうだろう…。

 

これらのことについては、後日、第二章で。

 

皆様方が、目にした事のない、驚きの文章が、書かれる事になります。

つまり、840円なという金銭で換えられる訳が無い、戦後最高の文章が、あなたの前に、姿を現わします。

 

そのために生きて来た…数々の試練、数々の人間の悪…それら全てを乗り越えて、今なお、寒士として生きて来た芥川の真髄が、炸裂するのです。

 

修学旅行の時、良いなぁと思った銀閣寺も、仁和寺も、そう思ったのは当然だったし、それから数十年も、何故か、これらを訪問しなかった理由も、芥川の思索ゆえ。

 

昨日、僕が見たかったのは、確かめたかったのは、広沢の池ではなくて、大沢の池だった。

 

どちらも、丁度良い季節だった…多くない観光客に、多くの(笑)外人さんたち…欧米人や中国人、韓国人。

 

大覚寺の庭で…廊下で撮影にしていた時、この日、三度目に遭遇した感じの良いアメリカ人カップル…小柄だけど、知的な男性と、東洋系(中国か、韓国系の)米人女性…30歳前後だろう…短い会話を交わした。

 

京都に居るのは、今日だけだと言う…仁和寺には行ったのだろうか?…ちょっと余計な事を言ったかな。

 

それなら、青蓮院に行くべし…ここの庭を見るべし。

 

感じの良い東洋系の女性…二人とも30歳前後だろう…が、差し出した、英文の京都案内マップで、指し示した…きっと、あの後、直ぐに、向かったのではないかな、午後1時過ぎ。

 

今朝、目を覚まして直ぐに脳裏に流れたのが、Feistの♪Past in Present♪だった。

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