お休みの前に。
平安神宮でも、南天が、芥川を、これ以上ない歓待で、迎えてくれたことを、お伝えします。
これは、3番目の池で、…
芥川に、「ようこそ、芥川さん、2日間、お待ちしていましたよ」、と、現れたのです。
同時に…2番目の池で、やっと、心眼が開いた芥川に、…よくぞ、気が付いてくれました、
私達のお礼です、と…庭師が…或いは、池の皆が、ご褒美に、プレゼントしてくれたんだと
芥川は思った。…それが証拠に、この後には、一匹の鯉が、まるで、話しかける様に、現れたのです(笑)…これ以上ないぐらい、本当に素晴らしい美人だった。