若者が若者である所以とは何か?…
若者が若者である所以とは何か?…そこに本質的な問題、或いは病が横たわっている時、真っ先に、批判、抗議の声を上げ、場合によっては街頭に繰り出して、物事の真実が見えなくなっている既成階級に対して明瞭に抗議の声を上げる。
テンさんのきちんとした訳に依れば、NYタイムズは、フランスの若者はデモで抗議するが、日本の若者は何らの抗議の声を上げず、年金の不払いを為すのみだ、と。…芥川も初めて知ったのだが、…実に日本の若者の半分以上は年金の支払いをしていない、…実態は年金の支払いができない非正規雇用等に追い込まれている…芥川が、「文明のターンテーブル」、第一章で、指摘したこと…若者が搾取され続け年収200万円以下の人間(主体は若者でしょう)が1,000万人を超えた。
30歳を過ぎても定職がない若者が多数いる…そのような状態で誰が結婚して子供が作れるのか。
先進国は少子高齢化になるものだ、等と、いまだに階級社会=閉塞社会である欧州がそうだから仕方がないのだと決めつけて来たマスコミと、それを信じて来た国民よ。現存する世界最高の民主主義国家であり、精神年齢13歳の、正に対極として存在している米国が指摘した、この具体的な指摘=真実を見よ。
その哲学の深さ、民主主義の度合い、絶対的な言論の自由と、自由であることが全て…貧富の差の大きさは、この自由の深さ、でかさの矛盾であって、決して致命的なものではない…だからアメリカには革命が起きる理由はないのだ。アメリカンドリームの底知れぬでかさと貧富の差の大きさは表裏一体のものだと、彼ら自身、今は貧困層に在る人間たちですら理解している国…自分の代では貧しくとも子供や孫の時代までそうではない。今は極貧の家庭かに優秀な者が現れてチャンスさへ掴めれば大統領にでも成れる世界最高の国であるアメリカ…おまけに基本的に欧州の労働者が移住して成り立ち、今でも、世界中から移民が続いている国アメリカでは、少子高齢化にはならないのである。
少子高齢化とは、社会に本質的な病を抱えている国…結果として必ず硬直化して行く…エリート層が固定化される…虚偽と欺瞞がはびこる国に起きる現象なのだということを、目を見開いて知るべし。
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