21世紀のマスコミを思い描けば…。

前述の昨日の朝日新聞から…前略。  吹雪の道を北へ。あ、なんだか急に風が穏やかに。そこが伊根でした。南に向かった伊根湾は、荒波の日本海では奇跡ともいえる静かな湾なのです。その湾を230軒の舟屋が囲む。向井酒造も、蔵の外がそのまんま海!
…中略

東京農業大で酒造りを学んだ4年間も、伊根弁で通したそうです。「伊根はどこにも負けんと思っとっだし、気にせんと伊根弁まるだしでしゃべっとったら、よっけ友達できて」 「どこにも負けん」と思えたのは、山と海のおかけ。海ではそれぞれの泳ぐ場所が決まっていて、夏休みは一日中サザエや魚を追う。のどか渇けば、釣り人にサザエをぽーんと投げてジュースを獲得。学校は、教室のすぐ横が山。授業中にアケビをみつけ、放課後すぐ登って取って食べるー。
都会での買い物や飲み屋通いは、楽しくても「毎日することじゃない」。
…後略

頻繁に、この様な記事が掲載され、世界情勢についてはニューズ・ウィークに負けない記事が掲載されている新聞。…もし、しばらく二流政治が続くのなら、絶対に加担なぞはせず、折々に彼らの心臓を抉る記事が書かれた新聞。

今の朝日の読書・文化・芸術欄は世界のどこに出しても一級品だから、これはこのままとして。

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