今朝の朝日新聞をみて思ったこと。…他の新聞も同様だろうが。
昨日、愛する朝日の半分よ、と書いたが、今朝の紙面をみて思ったことは、…朝日は二つに分かれるしか生き残る道はないだろうな。と…一つは、(僕は、こちらの購読を続けるが)、人間の普遍的な暮らしの実態や、読書、芸術、文化、スポーツ、世界情勢を伝える新聞。
もう一つは、政治部、検察部、警察部等、特権的な記者クラブで得られる日々の事件等について、体制に立脚、或いは準拠して体制は正しいという基盤の上で、毎日の様々な事件…愚かだったり、陰惨だったりが多いのがデフレというもの…を報じ、正しい情報、事実は俺たちしか知らないとして、毎日高説を垂れる。(勿論、僕は、こちらは取らないが)
前者は21世紀を志向。
後者はアンシャンレジームを志向する…その絶対的な哲学は、例えば…東大卒は絶対的に正しい、早稲田政経も正しい。名士たちの意見こそ意見である、一生働いて年収500万円の層になぞ真実は分かる訳がないのだから教えてやる…つまり正しいのは自分たちであり、体制である。俺たちの意見こそ世論であるから俺たちの意見通りに動けば間違うことはない。として、毎日、論説を張り続ける。…(20年周期で必ず大破綻をもたらすが)