Oh My God ! 家康殿ではござらぬか!  …2月12日、知恩院にて。

家康殿、実はじゃ、12月26日は、貴殿も良くご存じの様に、お主とは、まだ無二の親友としての契りを交わしておらなんだしのぉ。まさに、「六道の庭」、を彷徨している者に、苛まされていた時期でもあったのじゃ。うむ。そうじゃったのぉ。あのクルシミマスは芥川殿の人生でも最悪の半日でござったろう。わしと40年ぶりに再会したのに、流石の貴殿も心眼が開くまで大変な時間がかかっていましたなぁ。それにしてもじゃ、わしらの時代から見れば、夢の様な時代となっておるのに、わしらの時代にも居なかったような邪気、餓鬼の様な人間が一杯おるのじゃろうか。 うむ。 痴呆テレビの罪が大きいと芥川は思っております。 うむ。あの下卑た笑いで一杯のテレビじゃな。あれでは下々が哲理を持たぬ衆生の群れと化しても当然じゃろう。哲理が存在する訳がなかろう。 御意。 

そんな訳で、実はじゃ、12月26日には、お主に気が付く事もなく通り過ぎて行ってしまったのじゃ。 うむ。分かっておったぞ。芥川殿。今はこのようにして、貴殿と、無二の契りを交わせたこと、わしは嬉しいぞ。御意。有難き言葉でござる。わしは、もう既に、お主の為した事の真髄を書いておるのじゃが。 うむ。今日発売の、「週刊朝日」、家康という時代、この連載に、貴殿の末裔の徳川氏が出ておってのぉ。 おお、それは、また。うむ。わしが書いた事が、以心伝心、伝わっておったようじゃったぞ。 どれどれ。 うむ。確かに、芥川殿と、正法眼蔵しておったようじゃのぉ。 わっはっはっ。あっはっはっ。 芥川殿、明日は貴殿の日じゃ。 わっはっはっ。 あっはっはっ。

 

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