知恩院・御影堂について。

御影堂 (国宝)

三門をくぐり、急な石段の男坂を登りきると、左手に巨大な屋根を持つ雄大な建築物が見えます。俗に「大殿(だいでん)」と称するこの建物は、元祖法然上人の御影(みえい)をまつることから、「御影堂(みえいどう)」の名を持ち、総本山知恩院の中心をなすお堂です。

寛永16年(1639)徳川三代将軍家光公によって再建されたもので、建築様式は唐様を取り入れた和様、大きさは、奥行35メートル、間口45メートル。周囲に幅3メートルの大外縁をめぐらすというスケールの大きさとなっています。

その壮大な伽藍は、お念仏のみ教えの中心としてふさわしく、昔より多くの参拝者を受け入れてきました。現在でも大勢の方が御影堂を訪れ、特に盆会、彼岸会などの法要時には、参拝や回向の方々でにぎわいます。毎年、4月には法然上人の「御忌大会」が1週間にわたって、12月には法然上人の御影を拭う「お身拭い式」が執り行われ、広い外陣が参拝の方々で埋めつくされます。

http://www.chion-in.or.jp/chion-in/04_meiho/ken/mie.html より。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です


上の計算式の答えを入力してください