仕方ないから、芥川にしか言えない事を、ただで、教えてあげます。

民主主義で一番大事なことは、タブー(禁忌)を作らない事、存在させない事。…タブー(禁忌)をもっと簡潔に簡単に言いましょう…関わり合いに成りたくない、口に出して言いたくない…こちらに、どんな要らざる災いが生じるかもしれない、くわばら、くわばら…そんなことに触れるのは止めておいた方が良い。

アメリカが強いのは、アメリカが世界最高なのは、このタブー(禁忌)がないから。…逆に言えば、他の国が弱いのは、タブーが在るから。

芥川が現政権執行部=管首相一派と凌雲会=せいぜい50人程度の集団…を、激しく軽蔑するのは、民主党を名乗りながら、反民主主主義に与したこと…タブーを利用したからなのです。

今朝の朝日新聞、社説を書いた論説員を、最低の、「下品」、だと言うのも、同じ理由からです。

大学教授だから、優秀な学生だからと言って、物事の真実が分かる訳ではない。物事の真実はGiftedにしか分からないものなのです。何者にも属さない、何者も崇めない、真の自由を持った人間にしか物事の真実は見えない。…信長が、「父子兄弟の縁、絶えし人」、だと言うのは、そういう意味です。

Gifted、を、「エゴイズム」、を持たない人だと言っても分からないから、常に、タブーのある国には問題が存在するのです。あなたの、「自分」、が…俺は東大出である。俺は法律家である。そんなことは分かっている…そういう、「自分」、がタブーを克服していることはあり得ない。そんなことは分かっている、と言った時点で、タブーにからめとられているからです。

後は、芥川の、「文明のターンテーブル」、第二章、を1回分220円で買って読んで下さい…「作家」、は、読者に対しては責任を取るものだからです。或いは読者に対して責任を取って生きて行くものだからです。…その関係については、40年ほど前に、ル・クレジオが、一本の木として例えた通り…片方の枝に止まった鳥である僕が書く。反対側の枝に止まった貴方が読む。…それが芸術。

何故、本物の芸術家が(これは本当に数少ないものです…似非芸術家は世界にゴマンといますが)大事な存在なのかは、第一章、で書いた、モナコのバレエ学校教授の言を、参照して下さい。

 

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