たった2日間で51兆円も失わせたのは、原発の報告、その結果としての報道の仕方…。

地震の事は、NYの反応を、日経が日曜版でリポートしていたように、織り込み済みの事だった。
問題は、元々、チェルノブイリ等とは比較にならない(低いという意味での)…あのような石棺で覆う必要は全くない、と、あの石棺を作った本物の原子力学者であり技術者が言っていた程度の事故を、世界が破滅する、日本が汚染されるが如きな報道が為されてしまった事に在った。
誰が、そうさせたのか…間違いなく、現執行部の阿呆たち…私は、最初から怪訝に思っていたのだ…東京電力には、日本でも最優秀選手たち=最優秀なエリートが集まっているはずなのだがな、と。
あの、ウマシカが、私ですら、揺れの直後から感じた未曾有の予感…しかも50分後には、全国民がNHKのライブ映像で目の当たりにしたcatastrophe.
なのに、この男は、当日、何も決定しなかっただけではなしに、翌日、テレビの視線を意識してきただけの頭であることを、私の様な眼をした者達には、ありありと再認識させた愚かしさで、ほぼ一日の貴重な時間を空費させた。
それだけではなしに、東京電力に対して、この緊急の時に要らざる報告を義務付けた…
視察に行った事自体が不要・無用の圧力と成って、問題解決、不足燃料の調達等の作業を大幅に遅らせたはずだ…
結果、東電の説明も、遅れてしまう後手、後手、ゴタゴタしたものになり、…決定的にしたのが、あの原子力保安院なる者たちの、さっぱり要領を得ない記者会見。

そして何の役にも立たなかった事にも気づかず、…自分達の格好のアピールの場とばかりに、…原子力関連の事故が起きているというのに…最後に、大岡裁きでもしているかの如くに、首相やら、官房長官が登場する…
彼らは本当にテレビで政治をやってきただけの人間なんだと、今回、私はつくづく思った。

あんな事をしている暇に、今頃に為している事…津波で最初から非常用電源に使う重油タンクは流されていたのだから…を、為しているべきだったのだ。
あのウマシカの、テレビを意識しての、阿呆な視察=阿呆な人気取り、これ幸いの起死回生のチャンスが見え見えの…なんぞのために時間を割いている暇に。

そうすれば、全てが合点が行くのである…東電は、木川田一隆の昔から、日本の超エリート集団だったのだから。…
ウマ・シカなんぞよりは、余程頭の良い人間たちの集団なのだから。…
こんなに、後手、後手、ゴタゴタする事ははなかったはずだと、私は思う。

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