論説員たちの規範であり目標であったのだろう立花隆でさへ…。
(文中敬称略)
自分の非に気が付いている時に、彼ら論説員たちだけは、その心根が、どんなに、「下品」、であっても、自分たちの非を正そうとしない…それは、60数年前の、この国の新聞と何ら変わらない、「ウジ虫」、の様な有り様。
立花隆はこの間まで、或る週刊誌での対談で、「ちょっとでも法律をかじった事のある者ならだれでも分かる事。小沢一郎は、もう終わりですよ」等と言ったり、検察審査会が、あの様な決定を下した時には、ニュース23で「世論は正しいんですよ。世論調査には間違いがないんですよ」等と言っていたのであるが、ここまで来ても言い張る事は出来ないと気づいたのだろう。
「新しいこの国のかたち」立花隆×堺屋太一 震災・原発からの再出発…週刊文春4月7日号から。
…前略。
復興院トップは東北出身者に
…中略。
立花 人材が一番大事ですね。あの時は後藤というとんでもない能力の持ち主がいて、環状道路とか戦後実現するプランを次々に打ち出しましたが、後藤をもってしても、あとから押さえ込まれてしまいましたね。菅政権は、原発問題で数人の学者を内閣参与に招聘した程度です。菅首相にそれができるでしょうか?
堺屋 正直言うと、難しいでしょう。復興院のトップは民間から、しかも土地勘のある東北出身者がふさわしいのですが、民主党は、政治主導と言いながら、最初から財務省依存が強く、官僚の操り人形。これでは復興の効果も未来に向けての希望も生まれません。
立花 岩手随一の政治家、小沢一郎を使う手はある。
堺屋 後藤はあの時、自分はこのあと政治的野心を一切持たず、これで引退すると言って本当にそうした。
立花 小沢がそれを約東するならば、起用に賛成する人もいるのでは。ただ、復興院の権限があまりに強くなると二重政府になる懸念がありませんか。後藤田氏と並んで国家システムを知り尽くしている石原信雄(元宣房副長官)さんは反対していますね。官僚に情報が集まる以上、最初は官僚を利用すべきだと。
堺屋 官僚の技術を使うので権力を与えてはなりません。石原さんは阪神大震災の時の宣房副長官で有識者ですが、官僚権限主義は乗り越えないと。
立花 宮沢賢治がイーハトーブの理想を描いたように、夢のある大きな絵図が必要ですね。
…後略。
*今、朝日や日経の論説員たちが暗黙の支持を与えているのだろう、大連立、なぞという動きが、実は、どんなにふざけた、「下品」、であることかを、芥川は、近日中に、完璧にメルマガで発行しますから、読んで下さい。