録画予約の時間です。と流れるから、あれっと思ったら…。
明日からBSプレミアムで始まる…山田洋次が選ぶ日本映画100選…家族をテーマに選んだ。
その内の50選は、溝口健二の「祇園の姉妹」から選ばれていた。明日、最初の放映は、小津安二郎の「東京物語」。
山田洋次の「家族」は、来年3月放映だと。…今、流れていた部分だけでも、…本州から北海道に入った時に、誰もが感じる、あの…緑の大地の広大さが、表れていた。
1953年、キネマ旬報ベスト5。「東京物語」は2位だった。凄い年だったのだと山田洋次は言う。1位は、今井正の「にごりえ」
彼が「家族」を撮ったのは1970年、万博の年だったのだと。 Oh My God!
今日、芥川は、京都に行かず、気になっていた「ウメサオタダオ展」を観に、午後に、万博公園に行ったのである。
僕は人が集まる所が好きではなかったから、この年には大阪に住んでいたのに、万博には一度も行かなかった…全く行きたいとは思わなかった。
万博公園に行ったのは、随分前、弊社専務の姪子たちと一緒に、嫌々(笑)行っただけ。
芥川は既述の様に稀代の(笑)運動万能なのだが、ジェットコースター等が大嫌い…何が悲しくて、時間と金を使って、あんな不快な乗り物に乗らなあかん。
…そもそも芥川は、あの人工的な降下感が嫌いなのである。
今、「家族ゲーム」の紹介が流れてる…あの家族が一列に並んで飯を食うやつ(笑)…視聴者の手紙は「同じ年に上映されていた『おしん』とは、全く違う映画で…家族が全く目を合わさずに食事をする…なんなんだこれは、と驚いた。 芥川は、あっはっはっ、と、笑ってしまった。
さて、万博公園に行って驚いた…良いのである。なかなか。広くて、のんびりした感じで。
モノレール駅を降りたら、岡本太郎の、あの「太陽の塔」が、どーんと目の前に。…こんな角度で間近に見たのは初めてだった。
念のためにとカメラを持って行って良かった。
最近の日本映画は見たいと思わない…極端に言えば全く…観るのも時間の無駄だと思っていたが、山田洋次が選んだ「トウキョウソナタ」…深刻な映画のはずだが、笑ってしまった…家族を守る、守るって言うけど、あんたがやってることはなんなんだよ…と大きく成った子供が、アメリカの軍隊に入ると言いだした時の家の中の場面。