大連立ということについて。
(文中敬称略)
芥川は、闇雲に反対しているんじゃないんだ。
例えば、株式市場が、その方を歓迎すると言うのなら、そうでも良いんだ。
問題は、本来、総辞職以外の何物でもなかった政権が、自分たちが延命の為に、利用してはならない、と言っている事は、読者の方には、お分かりだと思うが。
今回の、史上最大級の大災害と、政権トップ自らが、許し難い過ちを為した結果、今、世界が固唾をのんで見守っている状況を利用して、火事場泥棒の様に、つい、この間、問責決議案を国会に出されて大臣職を辞職した者たちを、全員、復職させた政権に、提出した側の野党が、その男が居る限り、審議にも応じられない、話にもならない、と、決議した、当の人物を窓口にして…東大同窓生のよしみだとか言ってだ…野合しようとしている事。
それに対して、朝日、日経(芥川が購読しているのは、この二紙)の論説員たちが、何も言わない、出鱈目さは、国の為には100%ならない、と言っているのだ。
そもそも、現政権が、旧・自民党が放った「けもの道」に依って迫害された小沢一郎に対して、検察は不起訴としたものを、検察審査会は起訴した。
その起訴理由とは何だったのか?
政治資金規正法違反…収支はピッタリ合っているのに、記載の時期が漏れたという様な案件で、まともな法曹関係者の大半が、これは冤罪であり、無実にしかならない、と言及しているような案件だ。
正に、これを利用して…何であれ起訴されたのは事実として、小沢一郎を、党員資格停止などとして、サンデー毎日が言う所の座敷牢に閉じ込めた。
この事に対して、現執行部構成者たち…管直人、前原、仙谷、岡田などが、取った態度、或いは、それだからだとした…法律厳格 主義を適用し続けるのならば、
管直人と前原は、言うまでもなく、即刻、議員辞職しなければならない。…外国人から政治献金を受けた場合は議員資格を失う…それは今や国民の半分は知っている法律ではないか。 仙谷は、己の息子が関与した政治資金規正法違反で、座敷牢に入っていなければならぬ。
これらの事は出鱈目にして、小沢一郎だけは悪人だとし続ける、呆れた有り様は、国の為に成らないどころか、…こんな事を放置したら、わたし達の国は、その内、致命的な大損失や、大災害を被るぞ、と、芥川は言っているのだ。…これまでの、後手後手だけの対応という悪しき事例だけを残す事にもなる。
大連立をやるなら、小沢一郎こそ無実であり、現執行部こそ有罪なのだ、という真実に則って、大連立をやれ、と言っているのだ。
小沢一郎こそが、現存する最高の政治家だとして、彼の元に集った200人の国会議員たち…民主党410人の内の半数で、その特徴は一致団結する力を持っている事…を、活用せずに、何が、挙国一致内閣か!
そういう出鱈目、見え透いた嘘をつくな。即刻反省せよ。その反省すらも出来ない論説員達は、二度と言論の表舞台に立つな、と言っているのである。
貴方がたが、この20年超、力の有る者を叩き続け、出る杭を打ち続けた結果としての、「失われた20年」、であることに、気づかせる為に、今回の大災害とフクシマは、在ったのだと、知るべし。と言っているのだ。
でなければ、死者たちは浮かばれない、彼らを供養する事は出来ない…しかも、その過半数の人たちは、今も、遺体すら発見されていないだけではなく、福島沖を漂流している遺体は、貴方がたが推進賛成世論を形成して来た結果のフクシマで、放射能まで浴びて放置されているのだから。…と、言っているのである。
だから貴方がたの罪は海よりも深く山の頂きよりも果てない、と言っているのだ。