旅館救済に一役…今朝の朝日新聞29面から。
温泉旅館やホテルへの二次避難が進むのは、福島県が「温泉王国」だからだ。原発事故の風評被害に苦しむ県内の旅館・ホテルの救済にも一役買っている。
県観光交流課によると、地震と津波の被災者に加え、原発から半径30キロ圏内の約15万人も対象。
1泊3食5千円は公費負担で、仮設住宅などが整う7月ごろまで生活できる。
風評被害で観光客の宿泊が見込めない小規模旅館などが続々と手を挙げ、約5万人とされる県内の宿泊施設の収容人員のうち、約3万人分が確保できた。
(小林誠一)