「知恩院の七不思議」ならぬ…。

朝日新聞 2011年4月10日(日)22面

放出エネルギー 阪神の1000倍/岩盤の破壊 長さ500キロ/変形続ける東日本全域

朝日新聞大阪版 2011年4月110日(月)一面

民主、統一選敗れる 「大阪都」府議過半数 「維新の会」大阪・堺市も第1党

政権、震災対応評価されず

*昨日、朝日の朝刊を見てオヤッと思ったこと…金曜日に、ニュース・ステーションが特集した、福島原発について、政権側からの情報のオンパレードと、全く同じ内容を、朝日が、2~3面に渡って、大きく報じていたこと。

この朝日の、あからさまな現政権擁護の努力にも関わらず、民主党は、またも惨敗した訳です。

不思議なのは、昨日の社説に於いては、全文掲載したように、至極当然なことを、久し振りに書いていた…言わば、実際の国民目線のこと、本当の日常、本当の暮らしの問題を書いていた事。

思うに、朝日新聞社内も一枚岩ではなく、現政権を作った勢力と、…こんなことをしていたら朝日もお終いだ、と立ち上がった勢力(在るのかどうかは知りませんが)とが、最後の闘いをしているのではないだろうか。

昨日の統一選=民意は、言わば、Hを筆頭とした一大守旧勢力(笑)の大惨敗を告げている訳だが。

芥川思うに、もう1ヶ月も経過したのだから、徒な自粛ムードは、もうお終いにして、各マスコミは、一刻も早く世論調査を為すべきだと、芥川は提言する。

現内閣に、この事態を、このまま任せて良いのか。

これまでの対応が正しかったか、相応しかったか。

これでは駄目だ、と思う方は、「誰が総理大臣に相応しいと思いますか?」
「誰なら、この難局を乗り切れる力量と能力があると思いますか」

そういう世論調査を一刻も早く為さねば成らぬ時期だろう。

追伸。

芥川は、…世の中とは不条理なもの、という典型の一つとして、遥か以前から思っていた事がある。

世の中、特に、ネット上には、ホリエモン氏の言に依ればネトヨク=ネット右翼と称せられる人たち…2ちゃんねる等に於いて、聞くに堪えない言葉を発している人たちのことです。

彼らは、昔から、口を開けば、「朝日ってアカだろう」、等と言い続けて来たことは、皆さまも耳にして来た事だと思うが、芥川は、実に不思議だったのですね。

何故なら、朝日ほど体制順応で…体制維持を常に心がけている新聞はないからです。

最も格調高く、emperor-banzai-fascism の名残を、…自らも含めて…やり続け、残し続けて来たのは朝日であると、芥川には見えていたからです。

ありとあらゆる記者クラブの最重要メンバー、最高権威として、官製情報を垂れ流し続けて来た朝日の、どこがアカなのか、

勿論、これは読書欄や、文化面、等に於いて、事実と真実を伝え続けて来た、…本来の、ジャーナリスト魂を、持って来られた記者に言及してのことではありませんが。

知恩院の七不思議ならぬ、芥川の七不思議の一つだったからです。

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