一体、誰が、こういう者を、こういう立場にしたんだ。…今朝の朝日新聞4面から
菅直人首相は福島第一原発事故の対応にあたる「原発担当相」を新設し、細野豪志首相補佐官を起用する検討を始めた。11日に公明党の斉藤鉄夫幹事長代行に電話で理解を求めた。…中略。
今の閣僚数は内閣法が上限に定める17人のため、首相は3人分を増やす同法改正を目指しているが、野党は難色を示し、成立の見通しは立っていない。首相が細野氏起用にこだわれば現職閣僚を1人減らして入れ替えるしかなく、すぐに実現させるのは難しい。首相周辺は「法改正は難しい」。
別の政府高官も「(閣僚の)イスがない」と突き放す。
政権内では早くも疑心暗鬼を生んでいる。閣僚の一人は「誰が外れるのか」と不安を漏らし、民主党の岡田克也幹事長は構想自体について「そういう事実はない」と強く否定した。