慰安婦問題の黒幕は中国だった — 朝日報道が招いた国際的対日謀略の正体
2017年1月31日付産経新聞は、慰安婦問題が単なる日韓間の歴史認識問題ではなく、中国の国家戦略として位置づけられた国際的政治工作であると報じた。米国人ジャーナリストのマイケル・ヨン氏と古森義久氏の対談では、反日感情を韓国に拡散させてきた黒幕は中国であると指摘。さらに、慰安婦問題を世界規模に炎上させた朝日新聞の報道責任の重大性が厳しく問われている。
慰安婦問題は、韓国だけの問題ではない。
そんな甘い話では断じてない。
これは、中国が国家戦略として日本を貶め、日本人を世界で孤立させる為に仕掛けた、国際的な謀略であり、政治工作である。
その最前線で利用されたのが、朝日新聞であった。
意図的であれ、操られた結果であれ、朝日の報道は外国勢力の謀略に手を貸し、日本国民を裏切った。
この歴史的責任が、必ず厳しく断罪される日が来る。
本件報道が示す最大のポイントは、慰安婦問題が「情報戦」「認知戦」の一環として機能しているという点にある。
古森義久氏とマイケル・ヨン氏は、反日感情の主たる駆動装置は中国であり、韓国はその作戦上の媒体に過ぎないと指摘する。
民族感情の操作、メディアの利用、国際世論の誘導という複合的な情報工作の中で、朝日新聞の報道は結果としてその作戦を補完する役割を果たした。
慰安婦問題は歴史問題ではなく、現代における国際政治戦争の一局面なのである。
2017-01-31
以下は今日の産経新聞14ページの記事からである。
韓国の反日感情と朝日新聞の陰に。
対談 中国の謀略としての慰安婦問題。
強制連行があったのか否か、韓国や朝日新聞が言っていることがいかに史実を偽り、歴史の実相から懸け離れているか。
これまで慰安婦問題はこうした視点で扱われてきた。
しかし実はこの問題、その程度の甘い話では断じてない。
日本という国を貶め、日本人を追い詰めていく、という中国の国家戦略に位置づけられた国際的な謀略、政治工作であって、そうした厳しい認識がまず不可欠なのだ。
正論3月号では米国のジャーナリスト、マイケル・ヨン氏とジャーナリスト、古森義久氏が「歴史戰の最前線」について対談した。
古森氏が「日本人の多くは慰安婦問題について、韓国人によるものだと考えがちだが、実は中枢にいる黒幕は中国だ」と警鐘を鳴らせば、
「恨みを忘れないという韓国人の民族気質を巧みに操り、反日感情を焚きつけ、過激に走らせていく中国の工作を見逃すべきではない」とヨン氏。
日本人が日本人であるという理由だけで差別や攻撃の対象にされ、やがてそれは殺害やテロの対象へとエスカレートしていく。
今も中国はそのような「日本人包囲網」を世界中で築きあげようと奔走しているというのだ。
慰安婦問題とは一体何か、じっくり考えさせてくれる。
それにしても、である。
慰安婦問題をここまで炎上させた朝旧新聞の責任はやはり大きい。
彼らが意図的だったにせよ、そうでなく操られたにすぎなかったにせよ、彼らの報道は外国の謀略や工作に手を貸したもので、日本国民を裏切るものだったと厳しく指弾される日が訪れるだろう。
(安藤慶太)