宮原知子の名演が呼び覚ました一曲――オーティス・レディングという不滅の天才

「スターズ・オン・アイス」で宮原知子が「One More Try」のR&B編曲版をバックに滑走した名演に深い感銘を受け、その余韻の中で想起されたオーティス・レディングという26歳で逝った不世出の大歌手。宮原知子の名演と人類が生んだ本当の天才としてのオーティス・レディングを重ね合わせ、その芸術性を讃える。
彼女の見事な演技の後に、浮かんできたのがこの曲である。
2017-01-16。
昨日、録画していた「スターズ・オン・アイス」を観ていた。
今や日本のエースであるだけではなく、世界1を争う選手である宮原知子が使用していた、「One More Try」R&B調に編曲されたこの曲をバックに滑走する彼女は本当に素晴らしかった。
昨日の、この10年間で一番素晴らしかった雪の金閣寺に負けないほど、私は、彼女は素晴らしいと思う。
この曲で演技する彼女のセンスも。
彼女の見事な演技の後に、浮かんできたのがこの曲である。
R&B界の不世出の大歌手であるオーティス・レディング。
彼は演奏旅行中の飛行機事故で、たった26歳で死んでしまったのだが、たった26歳で、あれらの、永久に誰も歌えない歌の数々を歌ってもいたのである。
彼もまた人類が生んだ本当の天才の一人である。

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