「世界は心して読むべきだ」— 慰安婦報道と欧米メディアの偏見を暴く告発対談

本稿は、上坂冬子と小林よしのりによる2007年の対談(2014年に再発信)から、慰安婦問題をめぐる欧米メディアの極端な偏見と、日本に向けられた国際的な情報戦の実態を明らかにする。小林氏が受けた「ネオナチ」「強姦魔」扱いの報道、ドイツ人記者との対決、そしてマイク・ホンダ問題の背後にある中国系反日団体の影。さらに「親米派の思考停止」という日本社会の根源的弱点をも鋭くえぐり出す、世界に向けた警告の記録である。

日本のみならず世界中の人たちは、心して読むべきだろう。
2017-01-12
以下は、2014-10-14 に、「日本のみならず世界中の人たちは、心して読むべきだろう。」、と題して世界に発信した記事である。
以下は月刊誌will11月号増刊の、政治評論家上坂冬子と人気漫画家小林よしのりのp172からp181に渡る対談記事からである。
だがこの記事は2007年6月号からの転載なのである。
つまり2007年の対談記事であるということだ。
日本のみならず世界中の人たちは、心して読むべきだろう。
前文略。
小林
慰安婦問題に関しては欧米のメディアまでどんどんやってきて、「日本の右翼だ」「ネオナチだ」と書き立てられて、まるでわしが強姦魔かと言わんばかりの報道でした。
ストレスで髪が抜けてしまうかと思いましたよ(笑)。
白人ジャーナリストから何度もインタビューを受けました。
記者クラブでは個人対集団になってしまうので取材には個別に応じていたのですが、とにかく最初からとんでもないほどの偏見なんです。
「小林よしのりなんて、どうせネオナチみたいなやつだろう」と。
しかし、わしが理論的に完全に論破してしまうと、相手は屈辱感を感じるだけなんです。
バカにしていたやつに言い負かされるわけですから。
悔し紛れに顔を真っ赤にして帰っていって、むこうで滅茶苦茶な記事を書く。
ドイツ人なんて特に酷かった(笑)。
ドイツ人は、自分たちがナチスの末裔で世界最悪の民族だと思われたくないから、日本人を自分たちのところまで引き摺り下ろそうと必死なんです。
ヘンリク・ボルクというドイツ人記者も、わしと議論しているうちに負けて顔を真っ赤にして帰っていった。
そして滅茶苦茶な記事を書いたので、わしはドイツの全新聞社に抗議文を送りましたよ。
一通一通、日本語で書いたものを翻訳してもらって。
上坂
あら、えらいじゃない。
政治家にもそれくらいの几帳面な度胸があればいいのだけど。
小林
その頃はわしもカッカしている人間だったから、徹底的にやりました(笑)。
返事をよこしたところもあったし、記事にしたところもありましたが、相手は最終的には反論できないから逃げてしまうんですね。
親米派の思考停止
上坂
日本が軽く見られてるってことよね。
今回のだって、マイク・ホンダなる人物が発端。
どんなヤツかと思っていたら、22007年5月号の『WILL』の古森義久さんの記事を見て、なるほどと思ったわ。
中国系反日団体から資金を得ているんですね。
からくりが分かりました。
小林
そういう意味では中国を非難してもいいのかもしれないけれど、それより問題なのは、アメリカから発せられると、日本人も簡単に受け入れてしまうことです。
これが中国や韓国から発生したものなら、日本人も猛烈に反発していたでしょう。
しかしアメリカ発だとなると、「アメリカとの関係が悪くなるくらいなら国としての名誉を捨てよう」と言いかねない雰囲気がある。
この稿続く。

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