最大の格差発生装置とは何か ― メディアと似非知識人が日本を歪めた構造

日本における「最大の格差発生装置」とは、政府ではなく、虚偽を量産するメディアと、それに寄生する似非学者・似非文化人である。新聞社とテレビ局を実質的に支配する者たちが世論を操り、国政を歪め、国民に甚大な損害を与えてきた実態を、具体的な人物像とともに鋭く告発する批判的論考。

最大の格差発生装置とは、政府の失政や無策、そしてメディアの横暴である。

メディアの横暴とは、デタラメな嘘を、お粗末な学者たちを動員して、あたかも真実であるかのように捏造し、国家に甚大な損害を与える態様を言う。
左翼崩れの思想でぐちゃぐちゃになった頭のまま、本来ならば、せいぜい私の同級生の真ん中から下半分に位置する程度の者たちが――もっとも、私の同級生には彼らのような者は一人もいなかったが――三権分立を超える権力を持ち、新聞社とテレビ局を支配し、日本の世論を作り続けてきた態様を言う。

同時に、それは、日本国民の九割以上が朝から晩まで実業の世界で働いているからこそ成立する職業でもある。
例えば、学者と称する道に進みながら、何を勘違いしたのか、自らの人間としての出来の悪さを棚に上げ、大学教授でございますとふんぞり返り、今のように極めてまともな政治を行っている政府を攻撃する態様である。

あるいは、単なる作家に過ぎない者が、ノーベル賞を取ったから、首相より年長であるからといって、近年最高の政治を行っている首相を、日比谷公園かどこかで公衆の面前で罵倒する態様である。

あるいは、それに続く低能が、米国の本物の女性作家を剽窃してきた事実を隠し通し、ちょうど孫正義が国民の窮乏化とは正反対に莫大な資産を得たように、出版界の大不況に反比例して、出版社に祭り上げられ、大ベストセラー作家となり、ビリオネア(数十億円長者)となった。

六人に一人が貧困家庭に育つこの国で、その子供たちには想像も出来ぬ贅沢を極めた世界の高級リゾートホテルに滞在し、本を書き、超高級ステレオを自宅に設置し、超高級ワインを傾ける。

裸一貫から人生を始めざるを得なかった私にとって、今なお、ジョン・レノン、ビートルズ、そしてボブ・ディランは切っても切れぬ魂の存在である。
それとは正反対に、この男は、ボブ・ディランの「くよくよするなよ」にヒントを得て名声を確立した米国の女流作家を剽窃する際、ビートルズの楽曲をちゃっかり利用していた。
私はその時から違和感を抱いていたが、それゆえに、先年、事の次第を一瞬にして見抜いたのである。

私の直感は正しかった。
今、この男はビートルズどころか、超高級ステレオを自宅に設置し、超高級ワインを傾け、専らクラシックを聴き、何とかノーベル賞にありつこうとして、世界的指揮者に擦り寄っている。

ビートルズやボブ・ディランの在り様から、最も遠くに位置する人間である。

韓国に対して日本は永久に謝り続けるべきだなどと、ただ朝日新聞を読んで育っただけの、幼稚園児以下の歴史認識しか持たぬまま、これ以上ない似非モラリストの発言を繰り返している。

それどころか、朝日新聞のでたらめに気づいた人々が各地で声を上げ始めた当然の流れを、安酒の思想だなどと嘲笑したのである。

この稿続く。

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