「生きる道がなかった」 ― 国連よ日本を中傷する暇があるなら中南米の現実を直ちに改善せよ

中米最大級の麻薬組織シナロア・カルテル元最高幹部ホアキン・グスマンの再拘束は、俳優ショーン・ペンの取材が端緒となった。幼少期から「麻薬取引しか生きる道がなかった」と語るグスマンの言葉は、中南米社会の構造的貧困と無秩序を象徴している。国連は日本を中傷する前に、この現実を直視し、是正すべきである。

以下が、今日の産経新聞七面の記事である。
題字と見出し以外の黒字強調は私である。

麻薬王拘束。
ショーン・ペンさん取材きっかけ。
「ロサンゼルス=中村将」。

昨年七月に脱獄し、逃亡を続けていた中米メキシコ最大級の麻薬組織「シナロア・カルテル」の元最高幹部、ホアキン・グスマン受刑者(五十七)が身柄を拘束された事件で、米国の有名俳優ショーン・ペンさん(五十五)がインタビューのために同受刑者と接触したことが、潜伏先特定のきっかけになった可能性があることが分かった。

米誌ローリング・ストーン(電子版)は九日、ペンさんと同受刑者とのインタビュー記事を掲載した。

同受刑者は、「誰よりも多くヘロインやコカイン、マリファナを供給した」と語る一方、子供のころから麻薬取引にしか「生きる道がなかった」とも述べた。

米メディアなどは、メキシコ当局がこのインタビューを事前に察知し、同受刑者の動向の捕捉に成功したと報じている。
同受刑者は多数の映画関係者から映画化のオファーを受けていたともされる。

ペンさんは映画「ミルク」(二〇〇八年)などで、アカデミー賞主演男優賞を受賞した経歴を持つ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です


上の計算式の答えを入力してください