松井やよりと北朝鮮工作員が演出した「模擬法廷」――NHK偏向番組の核心

NHK番組「問われる戦時性暴力」は、松井やよりという活動家と北朝鮮人工作員が組んで演出した模擬法廷を、事実上「真実」として放送した重大な偏向報道であった。しかもNHK職員までもがその演出に関与し、偏向を指摘するメディアの取材は徹底的に排除された。公共放送としての責任と、その後も続いた『クローズアップ現代』の深刻な歪曲体質を告発する。

以下は前章の続きである。
見出し以外の文中黒字化は私である。

まさに日教組の代弁者。

テレビの影響力を考えれば、
こうした頓珍漢な報道姿勢は、厳に戒められるべきであり、
その意味で、『朝日新聞』の捏造記事事件の発端となった、
NHKの番組「問われる戦時性暴力」は、
より厳しい始末がなされるべきであった。

松井やよりという札付きの活動家と、
北朝鮮人工作員が組んで演出した模擬法廷には、
その偏向を指摘するメディアが、
会場に入ることも、取材することも拒否された。

まともではないことを、
NHKが知らなかったとは言わせない。

おまけに、その法廷の演出には、
当のNHK職員も一枚噛んでいた。

偏向を絵に描いたような催しを、
真正面から、それこそ真実のように番組に取り上げたこと自体が問題であり、
当然、番組に関与した者を調査し、処分すべきであった。

泣いて同情を買おうとした長井プロデューサーについて、
解雇はしないと局側は語っていたが、
その不適格性ゆえに配転するべきであり、
それが世間様へのお詫びとなる。

同時に、あの事件を他山の石として、
金を払っている視聴者のために、
番組制作者も真摯な反省をし、
偏向のない公正さを心掛けていると、私は思っていた。

そうではなかった。

二〇〇五年三月二十八日夜の『クローズアップ現代』は、
またあの長井プロデューサーが担当したのかと思うほど、
凄惨な偏向ぶりを見せていた。

この稿、続く。

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