世界の本物のライブと“精神年齢13歳”の日本メディア文化の落差について—2010-09-12 発信—
著者は、前夜に報道で流れた国内芸能事務所タレントのライブ映像を見て、世界の音楽ライブとの“天と地ほどの差”を痛感する。
Coldplay、U2、Arcade Fire、ブルース・スプリングスティーンなど、世界のトップアーティストのライブには、老若男女の大人たちが音楽芸術を共有し、真の文化として成立している。
一方、日本の民放5社を牛耳り、日本の“精神年齢13歳化”に拍車をかけてきた芸能事務所文化──それに迎合するメディアと政治家を、著者は強く軽蔑すると記す。
YouTubeには世界中の圧倒的なライブがあふれているにもかかわらず、日本の音楽とメディアは自らの未熟さを克服できずにいる。
本稿は、国民の文化レベルを押し下げてきた日本のメディア構造への鋭い批判である。
2010-09-12
昨夜、ニュースか何かで、今、東京に集結した民放TV5社を、観さされている国民なら誰でも知っていること。
日本のTVを牛耳り精神年齢13歳のままにして置く事に一番力が有ったと言っても過言ではないだろう芸能事務所所属の。
幾つに成っても稚児の様な。
そのなかの松なんとか達のライブの光景が流れた。
僕は思ったのだ。
世界は、例えば、Coldplayのライブに、カナダ…カナディアンエアー・ホールか何処かでのライブは本当に素晴らしい物。
あらゆる芸術家の中で、音楽家ほど恵まれた存在はないな。
と思ったほど。
満場の聴衆。
冒頭のライブの様な精神年齢13歳の子供たちが群衆化しているライブではない。
今の時代のチャンピオンの。
ビートルズ〜ローリング・ストーンズ〜ポリス〜U2〜コールドプレイ。
本当の本物の音楽に、老若男女の社会人。
勿論、中には学生も居るだろう。
が、一体と成って彼らの響きに耳を傾け、一緒に歌う。
特に女性たちの。
皆大人です。
表情の美しさは例えようもない。
U-tubeの愛好者なら、世界中の至る事で。
シドニーで、イギリスでetcで素晴らしいライブがネット上に溢れている事を知っているはず。
或いは。
アーケード・ファイヤー(Arcade Fire)のパリ郊外でのライブの素晴らしさ。
或いはロンドンのアルバート・ホールで。
デビッド・ボウイと一緒に歌った♪Wake up♪の時。
イギリス上流階級のお姉さんたちも、心から体を揺すっていた。
その中に(好きな人は多いと思う)映画「アクト・ナチュラリー」にも出ていた美人女優も。
とても美しい表情をして。
或いは、どちらかが飛び入りした時の聴衆の感動的な熱狂。
ブルース・スプリングスティーンとアーケイドファイヤーのライブ。
これだけの差を。
天と地ほどの。
本当に恥ずかしい差を。
作り続けてきたマスコミに取り入り、或いは、それを利用、操作し、それを世論だと言う様な人間達を、僕は激しく軽蔑する。
或いは、そこに依りかかるしか。
何も中身のない様な政治家と称する人達は、もっと軽蔑する。