左翼に掌握されたメディアが正常化すれば、韓国は必ず変わる

韓国の主要メディアが左翼に掌握され、事実を歪め「民衆革命」を煽ってきた現実を、櫻井よしこ氏と統一日報主幹・洪榮氏の対談を通して検証する。
メディアが革命の道具と化した社会の危険性と、真実と自由民主を信奉する新たな新聞創刊運動に託された韓国再生の可能性を論じる。

左翼によって革命の道具となったメディアが正常化すれば、韓国は必ず変わるはずです
2017-02-08
先月号の月刊誌Voiceを読んでいて本当に驚いたと書いたのは、櫻井よしこさんと統一日報主幹の洪榮さんの対談特集記事の、以下の箇所だった。
授業の最初に、朝鮮民族は世界で最も優秀な民族であるなどという噴飯物の全体主義教育を受け、反日教育を受けて育つナチストの国とはいえ、韓国の人口は五千万人なのだから、洪さんのような人が一人くらいいても不思議ではない。
だがそれにしても、普通の頭脳を持つ人が存在していたことを知って、私は本当に驚いたのである。
文中強調は私。
前文略。
洪。
ロウソクデモで「打倒・朴槿惠」を叫んでいた人びとに、これだけは問いたい。
あなたたちが本当に倒さなければならないのは、朴政権ではなく、平壌の金正恩政権ではないのか、と。
韓国人が本当に行動すべき目標や対象は、虐げられた北の住民の人権ではないのか。
韓国国民がロウソクを灯すならば、いまこの瞬間にも殺されている北の二千万の同族を救うべく、政府と全国民が決起するよう訴えるためのデモでなければならない。
ところが韓国を代表する新聞の朝鮮日報は、従北勢力を非難するどころか、率先してロウソクデモを煽り、挙げ句の果てに、約二十万人の参加者を二百万人と十倍に水増しした。
十倍の捏造を行う新聞やテレビを、真っ当なメディアと呼べるだろうか。
私は今回の報道を見て、長年続けてきた朝鮮日報の購読を打ち切ることにした。
電話で購読停止を伝えた際、当然引き留められるものと思っていたが、電話口の相手は意外なほどあっさり「わかりました」と答えた。
見当外れだったのだが、よく考えてみると、私と同じような購読停止の電話があまりにも多かったのだと気付いた。
メディアに対する常識人たちの憤怒が、いま韓国全体を覆っている。
なにしろ朝鮮日報や中央日報、そしてテレビが今回の「メディアの乱」を触発し、左翼に掌握された全メディアが、何から何まで口裏を合わせて民衆革命を煽り、美化したのだから。
日本の記者クラブ発の政治報道と同じで、ニュースとして読む価値はない。
一つの希望は、いま韓国で新しい新聞をつくる運動が始まっていることだ。
ほとんどのメディアが体制転覆の陣地となり、暴民政治を煽るなら、それに対して真実と自由民主を信奉する人びとが新聞を創刊し、心ある人びとに一口当たりの寄付を募る。
左翼によって革命の道具となったメディアが正常化すれば、韓国は必ず変わるはずである。
後略。

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